【ブログ新規追加699回】
エコツーリズムってご存知?
エコツーリズムとは
- 自然・歴史・文化など地域固有の資源を生かした観光を成立させること。
- 観光によってそれらの資源が損なわれることがないよう、適切な管理に基づく保護・保全をはかること。
- 地域資源の健全な存続による地域経済への波及効果が実現することをねらいとする、資源の保護+観光業の成立+地域振興の融合をめざす観光の考え方である。それにより、旅行者に魅力的な地域資源とのふれあいの機会が永続的に提供され、地域の暮らしが安定し、資源が守られていくことを目的とする(一般社団法人エコツーリズム協会https://ecotourism.gr.jp/definition/)
アウトドアの旅を指向するわたし達夫婦は、かなり前から「エコツーリズム」の目指す旅の仕方を意識的に取り入れてきた。
• エコツーリズム・・・なるべくローカルな乗り物や徒歩を使って身近な自然に触れることを目的とする旅。
• マイクロツーリズム・・・家から1時間~2時間程度で行ける場所を旅の中心地とする。
例えば、秋の山梨で勝沼町のぶどう棚を巡る旅とか。(写真は勝沼町のぶどう棚での一枚↓)
これは数年前の実体験だが、13ヵ所もの甲州ワイン醸造所を徒歩で巡り、工場見学をしつつ、ヴィンヤードと呼ばれるブドウ園の土壌を知ったり、地域性を学んだり、高級なぶどうの味を行く先々で堪能するという、まさにワイン好きには至福極まりない旅が実現したのだ。
一日で15キロほど歩きながら、20種類の品種を飲み、23種類だったかな、ぶどうの味見をした。それらは、すべて無料だった。
限りないエコツーリズムの走りだったと、感じている。
同じぶどう棚をタクシーで回っている観光客も多く見かけたが、だいたい外国人のツアーリストは、わたし達同様に徒歩でkatunumaシャトーを回っていた。
徒歩でワイン醸造所を回るのは、ぶどう畑の起伏を知るいいチャンスなんだ。登山と似てるね。
それを、タクシーで回ってしまうのなら、最初から自分の車で回るよ。でもそれじゃあ、飲めないじゃん(笑)
エコツーリズムの醍醐味のひとつに、その地域に走る電車に乗って現地に入るというのも楽しみのひとつ。駅はその街の交流のスタート地点だ。様々な情報の発信地だ。
さあ、家から1~2時間で行く、ローカル線(または自家用車)と徒歩を組み合わせる「エコツーリズム」をやってみよう!(旧所や歴史のある場所ならさらにいいよね。おすすめは酒蔵、山城、歴史的建造物など)
お仕着せの観光旅行ではない、「裏観光」を独自の目線で企画してみよう!という提案よ。(一流のツアーリストになったつもりでね・笑)
たぶん、行列や人混みに悩むこともなさそうだし(笑)
わたし達は、このGWでは最近見つけた、山梨県「駅からすぐ行ける独立峰」の低山に登山する予定。電車で行けばエコツーリズム的だろうけれど、飲まないので車で行こうと思う(笑)
地図を広げて、家から1~2時間範囲がどこなのか?知るのも楽しいよ。
そうしながら、まだ行っていない場所を攻めるもよし、お気に入りの場所ならば何度でも訪れるもよしだ。
満足度も高くなるハズ。
「エコ・ツーリズム」を生活に取り入れて、自分だけの旅をしよう!
「世の中の 混沌深き 暮春かな」 清流子
春ももう暮れようとしているが、コロナ3年目のゴールデンウイークを前に、先の見えない世の行く末に社会だけでなく心も乱れている。今こそ確かな生きる哲学が必要。一時も退く心なし。
3年目( ´艸`)