【ブログ新規追加711回】
初夏を思わせる晴れ上がった日。一日中、運転しながら営業先を回る。
そんな時、運転のお供は、ソロギターのカッコいい曲。
例えば、イーグルス(結成からすでに46年!)とかシカゴとか、渋いところではサンタナ(ゲームオブラブ最高!・笑)とか日本ではキリンジとか、もういくつでも挙げられるんだよ。
全部、運転中に聴くと気分が上がる。
そして、イーグルスの「ホテル カリフォルニア」のツインギターで始まるイントロにグっとくるのはわたしだけじゃないでしょう?!
今日は何度もリピートして、これを聴いていた。とにかく懐かしいったらない。
ここで、ちょっと昔の旅話を。
わたし達の初ロサンゼルス旅行(かれこれ38年ぐらい前!)では、このアルバムの場所に行くのが目的だった。そこはビバリーヒルズ。
夕方、夫とふたりで現地コンダクターのダットサン(四駆)で連れて行ってもらったのけど、あっという間にRodeo Drを走り抜けちゃった。その時のボケボケ写真も大事に取ってある。
そして、ホテルの名前が「ホテル カリフォルニア」だとばっかり思い込んでいたら、コンダクターはそれって「ホテル ビバリーヒルズじゃない?」と。
で、気づくのが遅くって、レコードジャケットのあのホテルが車のミラーに写ったところをやっと、1枚の写真に収めた。
わたしは、ホテルをこの目で見られた感激で名前が違うとかどーでも良かったんだけど。ドライバーに正しく伝えられなかったのがちょっと悔しかった。
このころから、先走って考えるのがクセで、思い込むのも悪いクセだった(笑)
で、その日泊まったのはビバリーヒルズからほど近いダウンタウンのシェラトンユニバーサル。
古い家具が素敵なお部屋で高層階から見えたホテルのプールとビバリーヒルズの夜景は今でも忘れられない。
そんな思い出を思い出しながら、運転中に聴くのはソロギターの調べ。
なんとも心地よいものだ。
★
思い出話はさておき、昨今、ソロギターの楽曲がグラミー賞から消えたのだそうだ。(選考の段階でスルーされているとも言われているらしい)
今朝、そんな情報を小耳に挟んだ。
別にソロギター曲がグラミー賞から消えてもご飯が食べられないというわけじゃないけれど、なんだか寂しいというか、音楽の幅が狭まったような気がしたし、何しろ残念だ。
ダンス中心のBTSとかより、渋いソロギターの楽曲を取り上げて欲しいよ。グラミー賞には。
なぜ、無くなったのかな。地味にスル―されてるだけかしら。
ギターという楽器やギタリストは、限りなくカッコいいものなんだけど。
まあ、そのうち時代が真っすぐになって、ソロギター元年が訪れるのを期待していましょ。
そうそう、家で聴く一番好きなソロギター曲はこちら。
ノラジョーンズ。(Best Norah Jones)
すてきよね。
「揺らぐ火に 黄泉還るサガ 薪能」 清流子
なぜか人は月明かりの下、焚火を見つめていると、太古からの性分が呼び起こされるようで、かがり火に照らし出される能楽の様式美や謡の響きに、幽玄の世界へ闇のほうへと誘われてしまいますね。
薪能いいね( ´艸`)