【ブログ新規追加714回】
こころの中にいっぱい引き出しを持っている?
わたしは持っている。
15年前の闘病の時にいっぱい持つ訓練をした。
例えば、人生で見てきた様々な花を季節ごとに「こころの中の引き出し」に入れていく。
今日のTOP写真はそんな、こころの引き出しの中から拾い出した花だ。
家の裏に咲く「八重咲のドクダミ」5月13日撮影
匂いがキツイから摘んだりしないで、サッと一枚撮ってきた。
と、こんな「こころの中のお花の引き出し」には、季節ごとに、いつ?どこで?などがぎっしりと詰まっている。
病気で倒れた時、毎日、毎日、リハビリしかやることはなく、それでも時間を持て余すのは絶対にイヤだったので、ありとあらゆる事がらを考え続けていた。
そのひとつ、ひとつをメモにしたかったのだけれど、身体のあちこちが麻痺していて文字はまったく書けなくなった。
だから、頭とこころにタンスを作って、引き出しをいっぱい用意したんだ。
そして、入院中、大好きなモノやコト、ある時は花や食べ物、ある時は旅、ある時はお金とか、ひたすら考えては入れる、考えては入れるを繰り返していた。
だから、忙しいったら、ありゃしない!
(ちなみに、こういった思考を司るメニューはリハビリにはいっぱいあるのよ。それを自分なりにカスタマイズしたってわけ)
「ありとあらゆる事がらを考える」本当にこれは、阿呆みたいに時間が溢れている時しかできないよ。
だから、時間を作って、ひたすら考え事ができるなら絶対おススメする。
いざ、困った時、退屈で死にそうな時(笑)、不安で仕方がない時、こんな時にいっぱい作った引き出しを開けて、中身をひとつ、ひとつ取り出してみるの。たぶんそれだけでかなり癒されるんじゃないかな?
わたしは、こういった妄想というか、考えるクセがとても強くて、頻繁に考えていないと不安になっちゃう。
そして、引き出しを開ける楽しみは自分だけのもの。
こういった考え事って、わたしは夜、使った食器を洗い、グラスなどをひとつ、ひとつ丁寧にふきんで拭いて行く時にやっている。
最近、夫に言われて気づいた。「洗い物、すごく長くない?」だと。
要するに、水の使い過ぎを指摘されたようだ(笑)
だから、食器を丁寧に洗いはするが、水の使い過ぎには気をつけよう!って思った。
素直でしょ?
グラスを丁寧に拭いて、まだ、こころの中の引き出しを楽しみたかったら、PCや社用PCの画面の指紋をきれいにふき取るとかするね。
こんな、ささやかな考えるための時間ってしあわせなもの。
しかも、今では、ブログの小噺という重要な役目さえもっている、こころの引き出し。
ささやかなモノやコトであればあるほど、引き出しいっぱいに持っていれば、気持ちが安定するのだ。
そして、自分を自分で機嫌よくさせる技だとも思う。
というわけで「こころの引き出し」をたくさん作ったらとてもしあわせだったという話を書いてみた。
ぜひ、たくさんの引き出しを意識的に作ってみてはいかが?
もちろん0円(笑)
「寒そうで 蒸し暑きかな 薄暑雨」 清流子
今日の陽気は、多少の空気入れ替えで汗ばんだ額をなでる風にほっとする程度。油取りで拭ってさっぱりとする雨模様でした。5月もあと半分、初夏のアウトドアを楽しめるか、前梅雨でなければね。
雨の名前ってほんと多い( ´艸`)