【ブログ新規追加718回】
天気痛とはいわゆる気象現象で身体の調子を崩してしまう不定愁訴みたいな病気のことだ。
天気痛とは→台風が近づくと頭痛がひどくなる、雨が降ると関節が痛い、梅雨時はだるくて動くのが億劫になるという人は少なくありません。 主に気圧の変化が引き起こすこれらの症状は「気象病」あるいは「天気痛」と呼ばれ、予想外に多くの人がこの症状を抱えていると考えられています。(パラマウントベッド株式会社より)
5月、こんなに天気が悪いのはなぜだろう?五月晴れじゃなくて、梅雨の走り?とか言われる始末。
毎日、とても寒い。未だにヒートテックの2枚重ねが手放せない。
雨が降ったり止んだりを繰り返すでしょ。運転中に眠~くなるんだよ。
昨日はかなりつらい眠さで、急いで仕事から帰って、急いでご飯作って、🍺飲んで1時間ほど眠って、そこから起き出して仕事の処理をして、登山You Tuberの動画を一本観て、ブログをアップして12時過ぎに眠った。
今朝はすっきり、やる気も満々で「やっぱり良質な眠り」には敵わないのだなあ~と、つくづく眠りの大切さを実感したんだ。
だって、昨日は「寒い」「眠い」「何だかやる気なし」の三重苦だったんだから(笑)
たぶん、軽い天気痛にかかっちゃったんだろう。
サッカー日本代表キャプテンの吉田麻也選手が言っていた。「人生の3分の1は眠っている。だから、寝具にはお金をかけてる」と。
そっか~~~。幾度となく聞いてきた寝具と眠りの関係。特に枕が大事だそうだ。
わたしは、もう何十年も使っている枕で毎日幸せに寝ている。それは、( ゚д゚)、ペッちゃんこになったものを2つ合わせて、枕カバーに入れてひとつにしたお手製の枕だ。
これがないと眠れないとうわけじゃないけど、何しろ安心するのだから、ぺっちゃんこでも替える気はない。
で、昨日はそんなこんなで2回の眠りでいつもの健康を取り戻したってわけよ。
★
もうひとつ、天気痛に効きそうな文章を文藝春秋(6月号)の記事に見つけたので、引用させて頂く。
第166回芥川賞受賞作家 砂川文次氏の記事より
「少し早くに起きる、読み書きをする。家のことをして仕事をして、極力個人的な友人や知人との関係は深入りはせず、細々とした小さな生活圏を維持する。小さければ小さい分だけ密度と強度が上がった気がする。」
なるほどね。無理しないってことだろう。
なんとなく、最近の自分を肯定してもらった気分だ。
ごく当たり前の暮らしを愚痴なく焦りなく戦わずで生きる。
ああ~~こんなのできそうで、なかなかできない(泣)
だって、いつもちょっとだけ「焦り」があるし、何かと「戦っている」し、せめてもの「愚痴」はないけど(笑)
天気痛に効きそうな文章の紹介をした。
あっと、忘れちゃいけない。砂川氏の芥川賞作品も紹介しよう。
『ブラックボックス』砂川文次・著
簡単レビュー
ずっと遠くに行きたかった。
今も行きたいと思っている。
自分の中の怒りの暴発を、なぜ止められないのだろう。
自衛隊を辞め、いまは自転車メッセンジャーの仕事に就いているサクマは、都内を今日もひた走る。
昼間走る街並みやそこかしこにあるであろう倉庫やオフィス、夜の生活の営み、どれもこれもが明け透けに見えているようで見えない。張りぼての向こう側に広がっているかもしれない実相に触れることはできない。(本書より引用)
現在も海の向こうで起こっている戦争や、国内の政治家にむけて怒りをぶつけている。
元自衛隊員であり、気鋭の実力派作家だ。
※ TOPの写真は福生の横田米軍基地の友好祭で撮ったもの(20209月)
「タイミング つかみ難きや 衣更え」 清流子
服だけでなく冷暖房器具や趣味の道具も体調も切り替えが必要な時期だが、今年は天候が安定せず低気圧の動きも予測しがたい。どう拍子をとるかキャリアが試されるね。