【ブログ新規追加926回】
黒豆、きんとん、田作り・・・。定番のおせちがきちんと作れるか?
主婦歴38年のわたくし。ええ、20代の頃はおせち料理の本を買い込んで、材料も12月に入ったら、少しづつ揃え始めて年末30~31日と2日間はみっちりおせち料理に精進してきた。
しかし、仕事や子育てに追われて、何時しかわたしの母がやっていた「我が家の定番おせち」に辿り着いた。
それは、お重で言えば、参の重(煮物が中心の重)がメイン!のおせちだ。
一般的な「鯛のお頭」はなく、大皿にお刺身、父の手作りの松前漬け、紅白まなすはどんぶりいっぱい(笑)
黒豆・伊達巻・田作り・くりきんとん・かまぼこなどはすべて、市場で買う。もちろん、酢ダコ・マグロ・イカ・エビ・カニも市場で。
やっぱり、両親の用意してくれたおせちはある意味、豪快かつ、買い物からワクワク楽しんでいた、我が家の定番行事だった。
それを思い出して、30代からは独自の「こじゃれたお重」の手作りおせちはやめちゃって(笑)今はわたしの両親直伝の「超適当おせち」になってるんだ。
それでも、超適当と言う割には、煮物については「関東炊き」で10種類の野菜や練り物を丁寧に下ごしらえして、ひとつ、ひとつ煮ていく。
決して一緒には煮ない。鶏なども入れない。昆布とかつお節の合わせ出汁で煮る。
わたしの煮物を夫も息子もとっても楽しみにしている。だからいっぱい作るよ。
31日はTVを延々つけっぱなしにして、朝から煮物を仕込むの。
で、夜、出来立ての煮物と鍋を肴にして「第9」や「紅白」を観ながら、お酒を頂くのが超楽しみ。
お重の基本やおせちの由来なども一度はしっかりと学んでおきたい。
わたしの持っている唯一のおせち本を紹介しよう。
『初めてのおせちお正月料理』主婦の友生活シリーズ
』主婦の友生活シリーズ
そうそう、もう20年以上もまったく使っていなかった塗りの三段重を久しぶりに出してみた。
2023年のお正月にはこの華麗な「菊・牡丹・梅」のお重におせちを詰めてみようと思っている。(お重は夫のお母さんから頂いたもの)
たまに出してみるのも乙なものね。
中には家族団らんのお楽しみをぎゅっと、詰め込んでみようっと。ワクワクするう(笑)
では、また!
「世の底に 潜む危険や 冬木立」 清流子
寒々と並び立つ木立に、こころも冷え冷え。年末は何かとトラブルがち、リスク管理を徹底してくれぐれも損をしないよう気を付けたい。ふとした思い込みが落とし穴、周りの点検怠りなく!