『わたしの旅すたいる』③~旅上手は事前の準備が上手~旅の装いは晴れ着ではないものを選んで着まわす【風景・旅の着回し術】

【ブログ新規追加930回】

衣類の捨離をやり過ぎて「着る物がない!」「着まわせない!」という洋服難民になっている人が多いのだそう。

ちょっと昔の話をしよう。

ある日、突然、自分のクローゼットの中の洋服を全部取り換えたくなって、ほぼやっちゃった経験があるわたし(ウソみたいな本当の話)

それは、「旅行トランク1個の洋服だけで充分だ!」というある企業家の女性の記事を読んでのことだった。その企業家女性が初めて全部取り換えた理由は「COACH」の洋服だけにしたかったから・・・だそうだ。

いろんな人がいるねえ。でも、その女性の言葉の強さに惹かれて「わたしも!」って、なったのだ。

まだ、独身で実家暮らしの身だから、自分の持ち物を減らすのはとっても簡単だった。

まず、音大の先輩に使っていない旅行用のトランク(大)を1個借りてきた。

ば~んと、開けると意外なほど大きい。子どもがひとり悠々と入れてしまうような感じ(笑)

その中にわたしの所有している洋服(夏用)だけを全部入れてみたんだ。

それがねえ。全然スッカスカだったの。

おしゃれは大好きだけれど、たくさん洋服を持つのも買うのも嫌いだった。

いっつも着まわせる服しか買わない。だからだろう。夏物は少ないから、古くなった物を順番に買ってどんどん入れ替えた。この時から、クローゼットじゃなくて旅行トランクに入る分だけの洋服に限定するクセがついたんだ。

夏からはじめた入れ替えも一巡する頃、わたしは結婚したが、やはり引っ越しもとても楽だった。だって持ち物が極端に少なかったから。

しいて言えば、子どもの頃のアルバム、ピアノの楽譜とかがいっぱいあって、それは減らせない大事な物だから処分できなかった。実は今でも楽譜はすべてとってあるのだ。

演奏家時代の宝物だから。よもやま話はここまで。

話を旅に戻して、「旅の着回しを成功させる方法」を書こう。

旅で、持ち物を少なくしたり軽くするのは成功への鉄板だけど、おしゃれにはそこそこ見栄えるのが必要でしょ?(笑)

で、旅行などの限られた日数の中で、そこそこおしゃれに過ごすのには、「軽くて・薄くて・着まわせる服と無くしても後悔しない小物」が必要だ。

旅の装いを上手にするためには、普段の仕事や買い物に次の旅で着る洋服を着て出かけてみるのが一番手っ取り早い。

ハンガーラックは家にある?わたしは一台持っているよ。

それに、旅で着たい洋服やバッグ、大判ストール、スカーフやタイツなどをどんどんかけておくの。

いわゆるハンガーコーディネートをやってみるってわけ。

色味や雰囲気が旅と合っていないのなら、どこをどう変えればいいのか?全部出して合わせていけば一目瞭然よ。

誰でも、自分の好きなコーディネートがあるはず。それを旅で実現したいよね。

今では、SNSでおしゃれフォトをいくらでも投稿できるし。

他人に見てもらうのはいい刺激にもなるんだ。写真に撮るのは、体と服がちゃんと合っているか?を再確認するのにうってつけ。

意外なほど、似合っている場合もあるし、その反対もある(泣笑)

着回し上手は準備上手だと言える。旅の前にはハンガーラックに旅で着る服を全部出して、日常で着まわして、旅の装いのコーディネートしてみよう!

旅に出るために買ったおニューも前持って着て出かけておこう。着心地を試すのが目的よ。

ここまで、少ない洋服を上手に着まわすには前持っての準備が大事だと書いたが、『わたしの旅すたいる』①で書いた「旅の候補地を書き出す」や、②で書いた「旅のテーマを決める」など、現在進行形のアクションをキーポイントにして、素敵な旅の装いを組み立ててみて♬

ちなみに、わたしの少ない着回しを成功させる重要アイテムは「スポーツサングラス・大判ストール・スワロフスキーのクリスタルピアス(貼るタイプ)」の3点。

山に登ったあとのホテルで食事という時は、同じ山シャツに大判ストールとピアスだけで充分、おしゃれ感が出る。また、山で直射日光を避ける目的で使い始めたスポーツサングラスが思いのほかおしゃれに見えるのを発見したんで街中でも使っている。

これまでの好きなアイテムに、今をプラスする(たいがいは小物で)おしゃれをするのが、とても楽しい。

というか、自称「おしゃれ番長」になってる?

まったく笑っちゃうね。

というわけで、旅のおしゃれは「少ない洋服をどう上手に着まわすか?普段から全部出してコーディネートして着回し練習しておこう!」という0円でおしゃれが叶う話を書いた。

旅の準備をしながら、着こなしも決めて行く。等身大の鏡があればなおよし!

明日の④では、「大人らしい素敵な旅を成功させるコツ」をまとめてみる予定。

では、また!

“『わたしの旅すたいる』③~旅上手は事前の準備が上手~旅の装いは晴れ着ではないものを選んで着まわす【風景・旅の着回し術】” への2件の返信

  1. 「冬山や どんなとこでも ポストマン」 清流子
    森閑とし眠るが如しと比喩される冬山。真冬でも、たとえ辺ぴな山中でも、止むことなく配達する郵便夫にはいつも驚かされ、頭が下がる。まあっ、着回しにはユニフォーム感覚が役立つかも。

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