【ブログ新規追加989回】
わたしはいわゆる、日用品の買い置きはほとんどしない。
ティッシュの箱を戸棚にたくさん入れるくらいなら別の大切なモノをしまって、できるだけ部屋の空間をスッキリさせたい。
そしてスッキリした空間に似合う、自分の好みの物(絵や植物)などを飾りたいのだ。
そう、空間はタダじゃない。買い込んで溜まったティッシュやトイレットペーパーのスペースってもったいないな。
家を購入する時や借りる時に、物入れがたくさんあることを売りにしている業者さんのなんて多いこと!
そして、わたし達も、日用品の買い置きを置くためのスペースを検討したりするでしょ?
でもそれって、なくてもいい空間だと思う。買い置き用のスぺ―スにも購入費の一部や賃貸料がかかっているのだし。
例えば、コンビニの棚に何を置くのかは、それはそれは企業のマーケティングが市場調査に総力をあげて「今、欲しいもの」「いつも欲しいもの」などを厳選しまくって、ああいうコンパクトな売り場を実現させているのだ。
メーカーの謳い文句にうかうか仕入れして、「やっぱ売れなかった・・・」では済まされない厳しいコンビニ業界。売れない商品に大事な棚を占領されてはその店を潰す原因を作っているようなものなのだ。
で、話を戻すと、わが家はとても「狭い」ため、物を置く場所はあまりないし収納もとても少ない。
だから、以前住んでいた大型の住まいから今の家に引っ越す時、家族3人の持ち物と家すべての荷物を三分の一にしたんだ。
朝から深夜まで物の選別に明け暮れた一週間。でも終わった時、生まれ変わった気持ちになったの。
大量のストック(ほぼ本だった。ブックオフに売ったのは2000冊!)や「いつか使うかも」と思っていた物たちに別れを告げたことで、生まれ変われたのかもしれない。
そうそう、こんな切ない話を聞いた。同僚(40代女性)の家に旦那様の両親を引き取った時に、両親の持ち物の大半がティッシュとトイレットペーパーとおむつだったと聞いてびっくり!。
特におむつは湿気でダメになっていたそうだ。
たぶん、無くなった時にアタフタしないように!という心がけだったのだろう。
毎月、毎月買い続けていたという。ただ、その量が半端じゃなかったという話。
日用品は適量あればいい。
ストックを持たないという視点の話を書いているが、同じ考えで「荷物部屋」いわゆる北向きの物置もいらない。(たぶん、夫は北向きでもいから荷物部屋が欲しい!と言うだろうね・笑)
その空間をど~にか違った使い方を見つけて、日常を楽しみたいわ。
ま、わが家にはそんな空間はないけど(笑)
というわけで「空間は有料」だという話。
では、また!
「猫の恋 うちのたまがと 嘯(うそぶ)いて」 清流子
昔の知り合いで、世話になった大先輩の口癖が奥様の事を何かというと”うちのたまが”と引き合いに出す。さしずめ先輩はオス側でうちのたまに牛耳られながらも幸せを感じていたのだろう。恋女房だったのが透けて見えるようだった。