【ブログ新規追加1024回】
物を集めることに、ほぼ興味はない。
しかしながら、ついつい勝手に溜まってしまう、読みたい記事のコピーや、本の写しや、新聞の切り抜き。
こうして勝手にというか、ついつい集まってしまう紙類は、わたしの人生でひとつのモチーフになっているようだ。(モチーフとは、音楽形式のひとつ、という意味。ピアノ講師だったもんで)
読み切れないほど大量のコピー物やら、この先多分、読み返すことなどない多数の書籍たち。
ついでといっちゃあ、何だけど、インクの切れたボールペンやちびたえんぴつ、消しゴムのかけら・・・とにかく、年代をまたいでいろいろな物がひしひしと増えて行く。
いわゆる、捨てたい物との戦いに今年も打って出よう!と、今、日程を調整中だ(笑)
そして、一番の目的は、「夫の服の入れ替え」だ。季節で循環させる衣更えも、ここ数年、買いだめてきた新しい服と、残しておく以前からの服の選別など、なかなか進まないと頭を悩ませているという。
自分の物じゃないので、わたしは積極的に減らして「頂いた」大切な服たちを、夫の言うように、季節で循環する仕組みに則り適切に仕舞うだけなのだ。
それでも不要な物を出し、欲しい物や適切な物を購入する楽しみを得るのはなんて清々しい行いだろう!
GW前には着手したいと思うけど、なにせ忙しくってね。
お互いのタイムパフォーマンス(物事にかけた時間に対する効果や満足度を意味する)が爆上がりする片づけをやって行きたい。
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さて、物の収集癖で有名な村上春樹氏のTシャツ談義が秀逸な一冊を紹介しよう。
『村上T 僕の愛したTシャツたち』 村上春樹・著 Popeye books
簡単レビュー
村上春樹の
つい集まってしまったTシャツが本になった!
僕が人生においておこなったあらゆる投資の中で、それは間違いなく最良のものだったと言えるだろう。――「まえがき」より。
『ポパイ』連載のエッセイがひょんなことから本になった。
ロックT/レコード系/マラソン完走Tシャツ/企業もの/ビール関係/ノヴェルティ……。
村上春樹の段ボール箱で積み上がった膨大なTシャツコレクションをもとに、Tシャツをめぐる18篇のエピソードと108枚のお気に入りTシャツを掲載。
また村上春樹と野村訓市によるTシャツにまつわるスペシャルインタビューも収録。写真:戎康友による。
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さ、花粉も収まりつつある5月直前。片づけなんて・・とか言わないで絶好の片づけをしようじゃないか!
で、タイトルの「ミニマリスト」だが、なぜ引き合いに出したのかというと、最近気づいたんだけれど、ミニマリストの方々って、家の中や服装に「色」を入れないのね。
白い部屋に白やグレーの物たち。
元々、色を好まない人たちがミニマリストの定義なのかしら?
わたしは、色味のない無機質な物ばかりに囲まれていては、少々辛い。
そういった部分が見えるYou Tube はある意味とても怖いものでもあるよね。
というわけで、物は減らすけど、ミニマリストにはなれない、という話。
では、また!
「革めて 振り返るなり 葱坊主」 清流子