適量のモノや情報を持って豊かに暮らす【暮らし・多様性を受け入れる幸せ】

【ブログ新規追加1077回】

2023年の夏季休暇は終わった。

2回の週末を含む11日間で、あれやこれや詰め込んだ日程だった。

毎年恒例の健康診断に行き、身体の状況を知ったり。

心の癒しを求めて、美術館でイマドキの絵画を眺めて来た。

旅では、新鮮な刺激を受けたくて、まだ行けていなかった場所を攻めたりした。

一方で、内省をする絶好の機会にたっぷりと読書に勤め、仕事に生かす以上に充実という幸福感を得られた。

一昨日、息子夫婦と我が家で食事をした。ちょっとしたお祝いもかねて暑気払いとばかりに、美味しいものやお酒もたくさん頂いた。

息子も結婚して早2か月。

仕事では人事異動を経て、新規事業に関わるなど大変な忙しさだったそうだ。

だからか、夏休みの終わりに実家でゆっくりしようと、先週末、元気に帰ってきた。

親としては、何しろ二人で元気に帰ってきてくれて嬉しいし、お互いの近況も話しながらの一日で、これほどの充実はないほどだった。

さて、物事の「適量」に関する話を少し。

中国の哲学者・老子の唱えた言葉に「足るを知る者は富み、強めて行う者は志有り」とある。

人間の欲望にはきりがないが、欲深くならずに分相応のところで満足することができる者は、心が富んで豊かであるということだそうだ。

要するに、満足することを知っている者は富者であり、努力している者は志ある者であると言える。

ああ~~~、まさにその通り。

欲望のままに言葉を発したり、行動をしたりすればいいわけがない。

ただ、ずっとこの言葉には「向上心」の在り様がわからないと感じていたんだ。

で、この夏休みは、息子の結婚や仕事では他者との考え方の相違や、家庭生活全般を「自分自身の向上心の置き所を探す」という一点に絞って振り返りをした。

そうしたら、気がついたことがあった。

自分のことをよく理解し、今あるそのものに満足する

これだ!

自分のことは誰よりも理解しているはずだと思っていたけれど、ともすると「自分の考え方と違う考え方を安易に受け入れられない」頑なところがわたしにはあるのだ。

一方、できなかったことを後悔したり、人を羨んだりはしなくなったのだけれど無関心ではない。

ただ、考え方が豊富で柔軟であるほうが人として、断然素敵だよね。

そう考えて、他者の意見にもしっかりと耳を傾けて行こうと、前向きな向上心を見つけたよ。

もう十分だとか、これ以上は望まないとか、一切思わないが、決してやる気や向上心を否定しているのではなく、まずは自分のことをよく理解し、今あるそのものにきちんと、満足する心が大切だと思った次第。

小さな満足を積み重ねながら生きていく。

そして身のまわりの小さなエピソードを、このブログで表現していくという幸せがある。

ちゃんとわかってきた。

振り返り、大成功!(笑)

夏休みの総括はこれにて終了。

それでは、また!

                ★★★

猫、死んでる!話。

暑さで死んじゃった?猫を発見。

猫って死に際を見せないのでは?と思いながら眺めていた。

でも30分後に戻ってみたらいなかったよ。

死んでなかったのね(笑)

チャンチャン!

“適量のモノや情報を持って豊かに暮らす【暮らし・多様性を受け入れる幸せ】” への3件の返信

  1. 「残暑とは ならぬ狸の 皮算用」 清流子
    立秋もお盆も過ぎ、そろそろ次のゆるキャン計画でも練りたいところだが、そうは狸の皮算用。まだまだ猛暑並みの日が1か月以上は続きそう。冬にかけてエルニーニョ現象が続き異常だが、足るを知って淡々と個々のスキルアップに勤しみたい。

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