【ブログ新規追加1086回】
(豆皿の画像拝借)
それなりに歳を重ねてきて、自分の暮らし方をもう一度見直したい。
いっときの“刹那的な幸せ”でなくて、「穏やかなだなぁ、幸せだなぁ」としみじみ感じる日々を過ごしたい。
最近、意識するようになったのが「丁寧にごはんを作り、食べる」という行為だ。
わたしは、意外なほど出来合いではない「手作りおかず」が好き。
仕事などで忙しい時でも、コンビニや買ってきたお弁当で「まぁいいか」と済ませてはこなかった。
なぜなら、夫の心臓疾患を支えるための減塩・減糖・減油をしつつの食事療法をかれこれ7年も続けてきたから。
毎日行う“食べる”という行為だからこそ、そこを意識すると暮らしがぐっと上がり、「幸せだなぁ~」と感じる頻度がアップすることもよくわかってはいる。
しかし、なかなかどうして、なんとなく日々、食べられていればいいや・・・と、なりがちだったのも事実。
猛暑も和らいできたようなので、やっと重い腰を上げて丁寧ご飯を用意する気持ちになった。
私が考えた「丁寧なごはん時間」を作る秘訣は3つ。
①日々の食事に「自家製」をとりいれる。
我が家の「丁寧なごはん」に欠かせないもの、それは「自家製調味料」だ。
ちょっとハードルが高い?いえいえ、簡単なものしか作らないし、作れない(笑)
週末の市場で野菜を大量に買うのだが、調味料になる野菜も必ず購入する。
今週は「えごま」を買い、家でオリーブオイル漬けにした。
(えごまの画像拝借)
これさえあれば、朝ご飯が充実すること間違いなし!
夏はキュウリやトマトと和えたり、冬はスープに入れたりと大活躍の自家製調味料。
ほかには、ミョウガの甘酢漬けや玉ねぎドレッシング、玉ねぎのフライとか作って常備し、数日で食べ切る。
自分の手で作ったというだけでおいしさ&いとおしさが倍増するし。
材料も安心安全なものを使っているから、身体も元気になるようなごはんが簡単に完成するのである。
② お気に入りの器に盛りつける。
ごはんは必ずお気に入りの器に盛りつけている。
夫と二人の暮らしでは、それぞれが好きな器でご飯を頂く。
旅先で買ったお土産が多いが、近ごろじゃあ、100均でもとっても可愛い豆皿とかいっぱいあるし。
この夏、息子夫婦を食事に招いた際にも、涼しげなガラスの器、豆皿とかを100均で用意し、とっておきの波佐見焼の器も入れてコーディネート。
そのテーブルを見て「わ~!」と、とっても喜んでくれたの。
なんでもないご飯も、美味しそうに見せる器ってほんと、大事よね。
わたし的には、100均の器もありありで、ちょっとだけ値段の張る(話のネタになる)器を入れて使ってもらうのが好きかな。
トータルコーディネートでは、どんなに高価な器でもセンスが感じられなさそう(笑)
最近では、夫が「箸休め」を欲しがるので、必然的に100均豆皿の出番が増えてきた(笑)
③ デジタル機器を持たない。
食事中も「丁寧なご飯」を意識することで、過ごし方がちょっとだけ変わった。
食事中にスマホでSNSや映像を見ることはなくなった。
何かをしながら…だと、食事のおいしさを味わうことや、会話がおざなりになってしまいがち。
テレビも音をしぼって食事中はうるさくならないようにしている。
ま、ご飯に必要ないものは触らないのが一番よね。
というわけで、最近は「丁寧にご飯を作り、丁寧に食べている」という話を書いた。
それでは、また!
「露の世か こころ襞あり 人どうし」 清流子
最近はなにかと人権に関わる事象が多くなってきた。ウクライナ紛争はもちろんの事、パンデミック問題や性差別・性被害等、どう向き合えば良いのか迷ってしまうことが多くなった。無常な世とでも言うべきか露のようなはかなさを感じてしまうのだ。せめて食事は静かに落ち着いてとりたいね。
霞を食べる❓( ´艸`)