【ブログ新規追加1223回】
7月26日に霧ヶ峰高原に立ち寄る案件があり、今回は長野県上田市の美ヶ原高原美術館からスタートして、霧ヶ峰高原(長野県茅野市)を経て、車山(長野県諏訪市)に至る全長約76キロの観光道路であるビーナスライン(無料道路)を利用して、山旅を楽しんできた。
これまで、様々な山に登ってきた。
それも、わたし達夫婦の足や体力の限界があるため、低山中心の山選びをしてきた。
そのことについては何ら、問題があるわけではないが、わたしの胸の内では「どこか違う」というか、「達成感の在り方」に不満があった。
不満の正体は、「本当に眺めたい場所に行けてなかった!」ことだった。
たとえば、美ヶ原高原は登山道がいくつもあり、前回は旧ビーナスラインの林道をひたすら車で上がり、自然保護センター(標高1905m)まで行き、残り100m弱登って王ヶ頭へ登頂したの。
でもこのコースでは、「美しの塔」には行けない。
こういう、ジグソーのピースが埋まらないような登山に不満が募っていたのだ。
で、今回は霧ヶ峰高原に訪問の予定があったことから、その日、一日はビーナスライン上にあり、登山道もわかりやすい山を攻めることに決めたのだ。(本当に行きたい所、見たい場所が多かったので詰め込んだ・笑)
朝6時過ぎからトレッキングを開始した長野県上田市の美ヶ原高原(王ヶ頭)は日本百名山である。
美ヶ原高原では、早朝5時30分、強風が吹き荒れ、7月末だというのにめっちゃ寒い!
それでも、美ヶ原高原美術館(日本最高地点の道の駅併設)で雲海をたっぷりと堪能した。
山本小屋ふるさと館という山小屋に車で移動して、ずうっと憧れだった「美しの塔」を目指すショートトレッキングが叶った。
美ヶ原高原のシンボル「美しの塔」
美ヶ原は濃霧になることが多く遭難が多発した。その対策の一つとして霧鐘を備えた避難塔が「美しの塔」である。
やっと、来れた!と、北アルプスをバックに記念撮影(笑)
また、この美しの塔付近が「ゼロ磁場」(ゼロ磁場は、地球の持つプラスとマイナスのエネルギーが互いに拮抗して大きなエネルギーを生み出している場所)であることを最近知った。
コンパスで夫と測定してみたら、まったく北を示さずコンパスの針はぐるぐると回ってしまう。
不思議。
「ゼロ磁場」に興味のある方はこちらのサイトへGO!https://tabiiro.jp/likes/articles/view/1727/
遠くに見える北アルプスを眺めたり、牛やポニーの放牧を眺めたりと非日常の癒しをたっぷりと得られ幸せな時間を過ごせた。
★★★
次の行きたい場所は霧ヶ峰高原。
ここではリフト乗り場が四方360度視界が開けていて、南アルプス、中央アルプス、北アルプスがぐるっと見渡せる。気づけば富士山も顔を出していた!
写真は富士山とパラグライダー滑走路を撮った一枚。
霧ヶ峰とは
車山から鷲ヶ峰にかけて、ゆるやかな起伏が続く霧ヶ峰高原。
日本百名山。名物ニッコウキスゲやレンゲツツジ、マツムシソウなど、季節の高山植物が緑の草原を色とりどりに染め上げる。
富士山やアルプス、八ヶ岳連峰など、日本が誇る名峰も一望のもとに。
また、一帯に豊かな上昇気流が発生し、グライダーの飛行に適している霧ヶ峰高原は、日本のグライダー発祥の地としても知られている。
ここでも避難塔で記念撮影。
昨年のニッコウキスゲと山火事から一年。
火災は昨年5月4日、諏訪市、茅野市境のガボッチョ山山頂付近から出火。2日間で166ヘクタールを焼き、富士見台周辺でも草原が焼け焦げた。
しかし、ニッコウキスゲ自体は、枯れ草が燃えて日当たりが良くなったことなどから、昨年は例年以上に開花が進んだ。
昨年に続き、今年も火災で燃えた範囲は他と比べて開花状況が良いとTVなどで見聞きした。
当日、車山肩の無料駐車場に運よく停められて、石がゴロゴロの登山道を登り、満開のニッコウキスゲを眺められた。
美しい花を選んで一枚撮った。
心底、幸せな眺めだった。
美ヶ原も車山も以前に登頂は果たしているので、今回はポイント登山にした。
一日で行きたい場所や見たかった風景を詰め込んだ山旅。
〆には、超有名店「ころぼっくるひゅって」のボルシチも食べてきた。
写真はボルシチセット(めずらしいサイフォン珈琲は格別な美味しさ)、チキンサンドセット。
夫は味の良いボルシチにご満悦だったわ。山小屋で頂く軽食にも心が満たされた。
というわけで、7月26日の登山をざっとまとめてみた。
前日7月25日の「旅」は月曜日にまとめてアップする予定。
それでは、また!
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『SunTAMA Style』2020年7月27日記事
『SunTAMA Style』2021年7月27日記事
『SunTAMA Style』2022年7月27日記事
『Life Tour 21st』2015年7月27日記事
『みいこStyle』2018年7月27日記事
「何よりも 生命尊厳 変わる夏」 清流子
酷暑を避け夏旅でワーケーションしてきた。秋に政変の起こりそうな匂いがする中、様々な社会課題に向き合い四表の静謐を実現するには?。この秋、何を選ぶかで自他ともの幸せが決まるだけに、一人の小さな一歩だが重要なターニングポイントになる。
生命尊厳素晴らしい夏( ´艸`)