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『NHKにっぽん百低山 吉田類の愛する低山30二合目』吉田類・著(NHK出版)
簡単レビュー
6月に出たばかりの新刊をレビューする。
酒場詩人・吉田類とふたたびの誌上登山。低山の物語を味わいつくす
吉田類が全国の低山をめぐる、NHKの人気番組「にっぽん百低山」。
昨年発行した書籍化の第1弾の好評に応え、この度「二合目」をお送りする。
類さん自らが「まだまだ登ってほしい」30座をセレクトし、読者を「誌上登山」にお誘いする登らなくても見て読んで楽しい一書だ。
低山の魅力はなんといっても「地域の人々の生活と密着している」ところ。
30座それぞれの山と人々が紡ぐ物語を辿る素敵な書籍となっている。
可憐な草花、ときに険しい岩場、そして山頂からの絶景を豊富なビジュアルでお届け。
もちろん下山後にぜひ行きたい地元の名店もくわしくご紹介! 大内征(低山ライター)、中沢新一(文化人類学者)と吉田類の特別対談も収載。
読むだけでも楽しめる画期的な登山ガイド第2弾。
★★★
先週、夏山旅から帰ってきて、まだまだ旅の魅力を書き切れていないことに気がついた。
まず、山では想像できない場面に出くわすことがある。
今回は群馬の山(御巣鷹尾根)から長野県佐久市の山(荒船山)に出るドライブを慣行した。
荒船山とは?
群馬県甘楽郡下仁田町と長野県佐久市に跨る標高1,423 mの山である。妙義荒船佐久高原国定公園に属している。日本二百名山のひとつ。
実は、荒船山だとは知らずに山中をひたすら走ること2時間あまり。遠くに見えていた不思議な断崖絶壁の様相。
夫が現在地をアプリで調べたところ「荒船山」を横断している・・・ということが分かったのだ。
この森では、野生の鹿に出くわしたり、目の前をリスやたぬき?みたいな小動物が走り去る場面に多数遭遇した。
また、驚いたことにこの山を下りた場所にあった看板に「日本で1番海から遠い場所」との案内があった。
佐久市と群馬県南牧村との県境付近に位置し、「雨川ダム」の南東約2,200mの尾根近くの地点が「日本の海岸線から一番遠い地点」
平成8年(1996年)に国土地理院の調査により特定された。 この地点は標高約1200mの山中にあり、海岸線まで約115kmの地点となるそうだ。
雨川ダムの写真も一枚撮ってきたので載せておく。
というわけで、こんな山中ドライブ旅をしてきた!というこぼれ話を書いて旅を〆たいと思う。
それでは、また!
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『SunTAMA Style』2020年7月31日記事
『SunTAMA Style』2021年7月31日記事
『SunTAMA Style』2022年7月31日記事
『Life Tour21st』2015年7月31日記事
「清流に 癒されし午後 夕立ちぬ」 清流子
先週の夏旅に続き今日朝方は猛暑を避け、奥多摩へ涼に出かけた。熊出没が相次ぎ、警告の看板多し。それにしても気温は5℃以上の開きがあるだけに涼しさひとしお。気分一新で決意も固められた。天も覚悟を知ってか、午後過ぎから夕立ちが通り過ぎた。結論!山は文化なり。
清流( ´艸`)