九州地域の集中豪雨について
このたびの災害により被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
新型コロナウイルス感染抑え込みもままならない中、九州地方を襲った集中豪雨。
こんな時に感じることだが、世の中で起きている様々な出来事、話題のニュースなどについて、自分の言葉で語りたいと思う人は多いだろう。
そのためには、情報を見聞きしているだけでは足りない。自分なりに考察したり、意見をまとめたりするなど、より深く考えることが重要だと如実に思う。
そのぐらい話や言葉は重く重要なものだと感じている。そこで、こんな工夫を考えてみた。
● いつも読んでいる新聞や本・WEB記事などで得たニュースや情報を、「自分のもの」にするため「自分の言葉」に変換する方法
①情報ソースからテーマを抜粋して、SNS等で知見を深める。
②「他人の意見」と「自分の意見」を並べ書き出す。
③より深く洞察して、意見として持てるようにする。
例えば、今、必要とされているリーダーは?という問いがあったとする。
◉ 他人の意見=自ら熱狂して周囲を巻き込み、大胆なビジョンを掲げて全力疾走する人。
◉ 自分の意見=一緒に働く人の知恵や能力を最大限引き出し、人を支えながら共々に成長する人。
こんな風に、世間で良いとか絶対的な意見であっても、自分とはまず違うのではないか?それを自分の言葉で端的にまとめ、伝えてみる。そうすることができるとちょっと違ってくるのだ。
● 自分の意見も端的にまとめて、人の意見も聞き入れる打てば響く人になることは人間関係での上級者
こうして、人から聞いた意見も簡単にまとめられて、同じように自分の意見も簡単にまとめられれば良い。手帳でもスマホやPCでもいいが、ササッと書いておいていつでも引き出せるようにする。そして年齢相応の対話が可能なように準備しておきたいもの。
江戸時代には、日頃から寺子屋で実生活に直結するセンスを磨いていた。「観る」「聴く」「読む」「書く」「話す」等、機転が利かないと馬鹿にされた。
鐘や太鼓をたたけば即座に鳴るように人間も打てば響く、つまり気配りをして、即行動する機敏さが尊ばれたのだ。言葉をキャッチボールするセンスもそのひとつだろう。
特に今までわたしがやってきたのが、自分の意見を140文字でまとめておく、といった事だ。
ツイッターの140文字というつぶやきには、実に深い意味がある。人間の視野は、一回で読み取れる文章の文字数がだいたい140文字前後だという。受験の出題の文字数もだいたい140文字以内になっているそうだ。
140文字あれば、結構たくさんの情報が詰め込める。表現したいことや、伝えたいことがきちんと伝わるように推敲する力も養える。
自分の考えをきちんと文章に残すという行為は様々な副産物が得られるし、何しろ頭や心がスッキリする。
では、話し方そのものはどうなんだろう。
● 話す速度が鬼門になる~早口には気をつけよう
さて話し方のことだ。わたしは普段、営業職(出版関係)なので自分のみならず他人の話し方に、とても気になる事がある。
たぶん、相手はそれ相応の気づかいをしてくれているのだと感じながら対応するのだが、意外なくらい気になるのが話し方の 速度だ。
早口になっていませんか?と自問自答するように仕事の前には特に注意している。
この 速度によって、相手の心にまで伝えたい事がきちんと伝わるか?が、ある程度決まってしまう。
話すスピードが早すぎると、せかせかした印象だけでなく相手の神経を過敏に使わせてしまうし、何となく信用できない感じがするもの。
聞き上手なやりとりの心がけ。話をすることは誰かに何かを伝えることなのだから、ひとりよがりにならないよう相手の考えや想いを引き出せる話し方も日頃から学んでおきたい。
自分の事ばかり話してしまう癖は、相手の情報量などが少なくて間が持たないため、自衛本能がそういう行動にさせるもの。
営業現場では割と多く目撃する局面だが、QAの事前準備が乏しい証拠だ。入念な準備に勝る必勝方法などどこにもない。相手のある仕事のすべてに通じる極意だろう。
「想定外 安否気遣う 小暑かな」 清流
本日から8月初旬までが暑中見舞の時期だが、今年は特別の感がある。想定外の災難や災害が多すぎるのだ。お互い何かとストレスの種が多いが、このサバイバル戦でどう共闘するか、それが問題だ。
暑中見舞いって懐かしい響きだね。