【ブログ新規追加1273回】
※西穂高口駅展望台より撮影(2024年11月19日午前11時)
そろそろ北アルプスに行きたい。
けれども今週は秋から一転真冬モードの天気予報だ。
それでも、天気予報とにらめっこしつつ、今回も意気揚々と山旅に出かけた。
行先は、かねてから行きたいと思い続けてきた西穂高岳。
白馬岩岳も初心者のトレッキング場所としては捨てがたく、1泊2日で候補を探していた。
西穂と白馬、お天気次第でどちらにも出向けるように中間地点で歴史好きの夫おすすめの、松代温泉に泊まった。
西穂高登山口に第二期工事を終えて10月11日にグランドオープンしたばかりの「頂の森」をトレッキングしつつ、西穂山荘~西穂丸山までの西穂高岳登山の計画を急ピッチで立てた。
まず、新穂高ロープウェイの説明を。
新穂高ロープウェイの西穂高口駅の屋上展望台からは、北アルプスの山々を360度の大パノラマで眺めることができる。
展望台から見える山は、槍ヶ岳、西穂高岳、奥穂高岳、笠ヶ岳、 白山連峰。刻刻と変わる天気の様子を写真で追ってみよう。
第二ロープウェイ(しらかば平)乗り口の紅葉と雪山。
やはり、今週の予報通り。山頂駅の展望に期待はできず、2階建てロープウェイの最前列に場所を取り出発♪
たった7分の空中散歩。ああ~~~、青空は望めなさそう!あまりの曇天に、ロープウェイ代往復一人3700円!をうらめしく思った(笑)
下だりのロープウェイが霧氷の中から浮かび上がってきた。
しかし、一転!大晴天と壮大な雲海に、ロープウェイの中では歓喜の雄たけびが!(笑)これだから山の天気はわからない。もう優勝したような気分でロープウェイを降りた。
西穂高口駅にある三等三角点「栗尾」にタッチする夫。雪だるま(今季の初雪で作られた。すでに溶けて首無し・笑)
展望台から見る北アルプスの山々と雲海とともに。
ひとしきり、展望を楽しんだら、巨大雪の回廊(森のテラス先)~頂の森・槍の回廊(頂の森碑のうしろに槍ヶ岳がちょこんと見える)~西穂の踊り場まで雪道をトレッキング。
※トレッキングポールはここから使用。雪の場合、めっちゃ滑るので、登山靴とポールは必須だ。
また、衣服も伸縮性のある上下が望ましい。靴底も凹凸の深い物が必要だ。普段の服装と普通の靴ではかなり辛いだろう。
実際、外の森をトレッキングする場合、雪が積もる階段を利用しなければいけない箇所も多い。滑り止めも施されてはいるがあまり安全性は期待できないだろう。
※ 頂の森とは
西穂高口ロープウェイ駅から20mほどの場所にあるのが、標高2,000m超の原生林に囲まれた森のテラス。ウッドデッキに座り、のんびりとしたひとときを過ごすことができる。さらに30m進んだ場所にはロープウェイの発着や白山方面を、ドリンクを味わいながら眺められる「森のカウンター」がある。
ハイライトのひとつが槍・穂高連峰を間近に感じられるブーメランのように張り出したデッキ・槍の回廊だ。標高2,000mの地点から眺める北アルプスの山々は圧倒される美しさだ。
トレッキングを終えて、いよいよ登山道に入る・・・のだが。
雪の装備(軽アイゼンとか)持ってきていない!ことに気づいた。
今回は西穂登山口~西穂山荘~丸山までの登山を予定していた。ただ、雪の装備までは頭が回らなかったんだ。
実際、歩いてみたら、雪の登山道はアイゼンなしでは歩きにくかったし。
帰ってきてから調べてみたら、西穂高岳などの北アルプスでは10月20日以降の登山ではアイゼンなどの装備が必要だった。
まあ、独標まで行くのならヘルメットが必須だし、それぞれの行先、天候などで携帯する装備も変わる。改めて勉強になった。
ちょっと思うこと。
(最近、2本の北アルプス・西穂高岳の登山You Tubeを観たのだけど、1本はヘルメットなしで独標(岩登り)まで行く女性の動画。もう1本はアイゼンなしで、北穂高岳(独標~ピラミッドピーク~チャンピオンピーク~西穂穂高岳)を目指していた女性の動画。たまたまどちらも女性で必須の装備を忘れちゃった!のだそうだ。それでも行ってしまうのだから、「カッコいい映像を撮るための山岳事故」があとを絶たないわけがわかるものだ。)
よって、登山届も出していたが、今回の西穂雪中トレッキングは無理をせず登山口にて終了した。
ちょっと残念。また、いつか登りたい山のひとつとしよう。
2時間ほど雪の絶景を楽しんでロープウェイで下山した。
しらかば平駅に降り立ったところに「奥飛騨温泉」の足湯(無料)があり、ありがたく入湯させて頂いた。
11月19日、岐阜県高山市奥飛騨エリアにある新穂高ロープウェイ駅エリアでトレッキングをしてきた。
14時過ぎに穂高を出て、そのままスムーズに夜には、家路に着いた。
山に行くようになってから、「四季折々の絶景を眺める贅沢」を満喫している。
わたし達夫婦が行く場所は、何も特別な所ではなく、いわば「誰でも行ける」場所ばかりだ。
大事にしているのは、「最も新しい情報を調べ上げる」ことと、「山やアウトドアでは無理をせず危険を避けること」さらには「お天気を根気強く調べて出かけている」など。
この3点が揃わない場合は、いとも簡単にキャンセルしている(笑)
今後も、より美しく、楽しい撮影旅を続けて行きたい。
※ 西穂の踊り場で撮ってもらった1枚。
それでは、また!
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「風あびて 飛翔対話の 冬の波」 清流子
寒風吹荒び怒涛の社会にあっても、そのうねりに逆らって弛まず粘り強く挑戦するものが最後に勝つ。それがこの世の業だと決め行動していく。社会に在っては対話を重ね共感を得ていくことが重要ポイントだろう。今旅では熊牧場がほんとに在ってビックリ!
クマ牧場行く?( ´艸`)