【ブログ新規追加1275回】
※ 銀杏並木の紅葉(山梨県立美術館)
紅葉狩りは、秋に山や野山などに出かけて紅葉を鑑賞する行楽のこと。紅葉狩りの読み方は「もみじがり」で、「紅葉見(もみじみ)」や「観楓(かんぷう)」も同じ意味を持つ。
紅葉狩りの由来は平安時代にさかのぼり、狩猟をしない貴族が美しい紅葉をめでるために野山をめぐる様子が狩りに似ていることから、紅葉見物することを「紅葉狩り」と呼ぶようになったと言われている。
紅葉狩りは、江戸時代から庶民にも広がり、季節行事として定着していった。現代では野山をはじめ、街路樹や公園、庭園など、さまざまな場所で紅葉する木々を楽しめるようになり、秋の風物詩としてすっかり定着している。
★★★
今週、紅葉の風景が真っ盛りの山梨県、長野県、岐阜県を旅してきた。
紅葉だけでなく、芸術、歴史、宿泊や建物など、写真ともに紹介しよう。
(撮影はすべて11月18日~19日)
• 芸術&山
美術館通りは遠くに壮大な甲斐駒ヶ岳が望める絶景ポイント。
山梨県立美術館は「種をまく人」「落ち穂拾い」といった農民絵画を描きつづけた、19世紀フランス絵画の中でもバルビゾン派の代表であるジャン・フランソワ・ミレーの作品を数多く所蔵する美術館だ。
今回は夫の要望で、こちらの文学館の展示会にはせ参じた。
空いた時間で、庭園の紅葉とビッグアップル(野外作品)を撮影。道中で八ヶ岳も撮った。
次に、長野県長野市松代に向かう道中で立ち寄った道の駅「ほっとぱ~く・浅科」で休憩。浅間山を撮る。
• 歴史
松代町では歴史に思いを馳せつつ、紅葉する、川中島古戦場跡公園・松代城本丸を散策。
• 宿泊
松代の宿泊先は本年4月にリブランドオープンした「メルキュール長野松代リゾート&スパ」
ICのそばにあり、長野地元スーパー(TSURUYA)があり便利だ。
夫の誕生日お祝いで、35㎡以上のゆったりとしたゲストルームを予約。
宿泊プランについている「ラウンジ」では、15時~18時(ウエルカムバー)21時~23時(ナイトキャップ)と2回のアルコールを含むドリンク飲み放題(各種おつまみ・お菓子つき)ができる。
まず、チェックインして、荷物をお部屋に運んだら、さっそくラウンジへ!
生ビールとスパークリングワインの飲み放題を頂く。おつまみとお菓子も。
長距離運転の疲れが吹き飛ぶ美味しさだわ(生ビールが紙コップだけれど、そんなのどうでもいいかも・笑)
結果、生ビール2杯、スパークリングワイン1杯飲んで、とりあえずお部屋に戻り寛ぐ。
お夕飯まで、信玄の隠し湯に入りに行く(温泉にもリラックスルームがあり、そこでは桃や甘酒のブレンドティーが頂ける)
食事後はTVを観ながらひたすらのんび~り。ベッドでゴロゴロする。
そして、21時にラウンジへナイトキャップを頂きに行ってみた。めっちゃ素敵なバーだった。
すごい、混みようであっという間に満席。
お酒はナイトキャップなわけで、ハードリカーが多し。紙コップではなく、美しいグラスが多数用意されていて、テンションが上がる(笑)
外国産VO(熟成15年)をダブルで夫が頂く。これが一番美味しかったそうだ。ちなみに生ビールはナイトキャップでは提供なし。
日本酒「水尾」も頂く。長野県の最北、奥信濃と呼ばれる豪雪地で生まれた地酒。「ここでなければ造れないものを造る」といわれる銘酒。嫌味のない、さらっとした口当たりだった。
食事とのペアリングを考えるのが楽しみなわたし。お正月に「水尾」を用意してみたくなった。
ホテル提供のフリードリンクでは、その土地自慢の地酒やワインが頂けるのが嬉しい。
あまり知られていないような銘酒をテイスティングできるチャンスなのだ。
わたしは、「ホワイトリカー&ライムの漬け込み酒炭酸割り」と「水尾」を1杯づつ頂き、ブラックコーヒーで〆た。お菓子&おつまみは大人気の野菜チップスとチョコ。
ああ、いい夜だった。
一転、翌朝は6時スパのオープンに行き朝温泉を堪能し朝食を摂り、7時には穂高に向けて出発した。(長野道ICがすぐで助かる)
今回のホテル泊は二人で9400円+入湯税300円(素泊まり、ラウンジ特典つき)とめっちゃ安!(ヤフートラベルのセールで予約)
↓の写真はメルキュール松代オリジナルの肩掛け兼ひざ掛け。これがすごく暖かくて。こういうの欲しい(笑)
というわけで、ホテルの紹介で終わっちゃうのだけど、岐阜のひなびた集落と雪山も、最後にいれておこう。
• 岐阜 集落
パッチワークのような山並みをドライブした2日間。あまりの綺麗さに夢心地だった。
紅葉で夢を見れるようになったなんて、「歳をとった証拠」でしょう!
それでも、今週末にもう一日、紅葉旅に行こうと計画中(笑)
それでは、また!
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「寂びつつも はや冬紅葉 足湯やる」 清流子
光陰矢の如し、もの寂しくも晩秋の野山を飾る紅葉も、急激な冷え込みを受けはらはらと散りゆく。同時にそそくさと去りゆく秋を惜しむ気持ちが侘しさとなって重なり、いっそう眺めるのがいとおしくなる。そんな時間の経過が宝物のように思えて来るのだ。(穂高にて)