今日のトレンドニュースから。バンクシーがロンドン地下鉄で風刺画。すぐに消される。ライブドア時事ニュースから。
バンクシーとは、英国を拠点に世界中を巡り、その時の時事に関連した風刺画をエアスプレイで描く覆面画家。
現在はコロナブームでコロナ関連の風刺画を英国内で描いているようだ。
地下鉄の窓やドアなど、意外な場所にあっという間に描かれて、場合によってはすぐに管理側から消去されている。
小さなねずみが定番モチーフだ。自己投影像だとも言われている。わたしが原作品を観た時は、だいたい、A4コピー用紙ぐらいの感じだった。驚くほど小さい。
今日の記事は、検索キー バンクシー マスク とこの2語でトレンドを引き出せる。YouTube 画像はこちら。
英国の覆面アーティスト バンクシーがロンドンの地下鉄車内に、新型コロナウイルス感染をテーマにした マスクをしたねずみの風刺画を描き、動画にしてインスタグラムに投稿した。7月14日のこと。
ロンドン交通局は落書きの違反行為であるとし、数時間後に作品を消去した。(CNNより)動画の中では、数匹のねずみの中の1匹が、ブルーのペンキ飛沫を大量に飛ばす。これはくしゃみの飛沫を連想させ、数匹のねずみがマスクをパラシュートにしたり、消毒液のボトルを持っていたりする。今回は本人の大きな署名入りだ。動画って凄い。攻めのアート魂。
この記事からわかることは、ロンドンではまだまだマスクの定着率が低いこと、感染予防の第一歩はマスクから・・・と、こんなコピーが生まれそう。
東京都心の通勤でも、以前ほどでないけれど、やはり密は避けにくい。マスクない人などまったくいない現状。バンクシーに言われなくても大丈夫だ(笑)
それでも増え続ける感染者。まだまだまったく油断はできない。Go Toキャンペンーンは利用できそうもない。
さて、2019年、東京湾の隅っこで発見されたバンクシーのねずみ。ロンドンとは違い、消去などせず、都庁の1階フロアに展示された日に観ることができた当時のブログ記事を紹介する。
● 2019年4月28日のブログ記事から
今朝、都庁にて初公開された、かのバンクシーであろうか?といういわくつきのアートを早速観てきた。今回は完全に物見遊山。だってもし本物だったら!確実に数億円はくだらない作品。
丁度、会社への出勤前に都庁に久しぶりに出向いた。11時から公開と情報では知っていたが、都職員さんが、だんだん人が並び始めた10時40分頃から観られるように手配し、取り巻く報道陣に、その旨を伝えるとだいたい5人づつ進んでそれぞれ撮影が終わったら交代。
3回目ぐらいで観られてしまいあっけなかった。それにしても「小さい」思っていたよりも小さかったかな。その後、フジTVの取材を受けたよ(驚笑)
正体不明の路上芸術家バンクシーの作品に似たネズミの絵。A4サイズくらいの大きさで、傘を差しバッグを手にしたネズミ1匹が描かれている。バンクシー本人の作品の可能性があるとして、触れられないようアクリル板に入れた状態で展示されている。
絵が見つかったのは、東京・港区の防潮扉。2018年末、都民から「バンクシーの作品ではないか」と情報提供があり、扉を管理する都は1月、「本物だった場合は保全の必要がある」などとして、絵が描かれている部分の金属板を取り外し、都内の倉庫で保管していた。
都は専門家の意見を聴くなど、絵の真贋の確認を進めており、専門家は「バンクシーの作品である可能性が高い」と見ているが、現時点で本物かどうかはわかっていない。 バンクシーは本名や顔といった素性を明かさずに活動する覆面芸術家で、世界各地の壁や扉などにメッセージ性の強い作品を描くことで知られている。
2018年10月にロンドンで行われたオークションでは、自身の作品「風船と少女」が約1億5000万円で落札されたと同時に、絵画をシュレッダーで裁断し、話題となった。
今日の新宿はそぼ降る雨。黒い傘をさしたわたしも、バンクシーのねずみ の気分(笑)
「奇をてらい 風刺気分で 青田風」 清流
バンクシーはどういう真意で絵を描くのか、いささか疑問を感じるが、未完成な風刺を楽しんでいるようにも感じる。是非はともかくとしてブランディングには成功しているようだ。
そう、自分に法外な価値が与えられたら、それをあっさりと捨てるやり方。一見クールな」ように思えるけど、それが風刺なのだわね。
う~ん、やっぱり面白い。