● もうすぐ梅雨明けか~でも大雨がふるらしい
今週頭に帰ってきた息子。この一週間ずっと雨降りで仕事(営業職)がきついと漏らしていた。わたしも、毎日雨の中、意を決して出るのだが、帰ってきてぐったり。
それもそのはずで、一日中マスクしてるじゃない。あれが、かなりキツイのだ。サングラスの視界が狭くなるみたいな感じで、完全に自分の世界に浸りながら仕事をしている。
最近では、くぐもった声にも慣れてさほど会話にも不自由しなくなっている。慣れってすごい。
来週半ばからの連休。まだ梅雨明けしそうにない。今朝のTVで26日頃・・・とか。来週の連休は、事前の天気予報をよく見て無理な外出予定を立てずに、家で楽しく過ごせるように準備している。
とか言って、準備している物は、何冊かの小説や美味しいお菓子、ワインやビールなどで、いつもの週末と何にも変わらない。毎日外へ出ている分、休日はドップリと家にいたい。
だから雨続きでも、雨の日は雨の日なりの過ごし方を徹底的に堪能したいと思案を重ねている。例えば、恒例の10時間睡眠を実施すると、どれだけ心やカラダを癒せるか・・・それはもぅ、計り知れないぐらいだもの。
ちょっといい美容液やサプリメントを取り、これでもか!と良~く寝る、美容のために栄養を存分に与える、それが連休最大の楽しみ♪
ほんとのところ、わたしは意外にも雨の日が好き。なぜか?と自問自答してみたら、雨の日は自分自身を身近な自然と同調させ、疲れた心とカラダを癒して力を蓄えることが可能な、要するに”恵みの雨”なんだと気が付いたからなのだ。
なので雨の日は、自分のカラダをすみずみまで愛する時間を与えてもらったと思って、せっせとお手入れもしている。
先日、こんな話を病院の待合いで、あるご婦人から聞いた。婦人曰く、「雨が降ると、休んでもいいんだよ~~~!って神様に言われている気がして、気兼ねなく休めてホッとするわ」と。
なるほどね。仕事の外回りで雨に濡れたわたしを見て、いかにもちょっと休みなさいよ-と、言わんばかり。その時はただただ黙って聞いていたのだけれども。
● 雨のもたらすカラダへの良い影響とは
雨の捉え方一つでも、ずいぶんと気持ちが違うもの。雨がしとしとと降り続くなか、雨音を聞きながらの読書はなんとも心の落ち着くもの、夢見心地でついうたた寝してしまう。
雨の降る音のリズムには、人に安らぎや快感を与える 1/fゆらぎ になっているものらしい。そして、雨の降る音は雑踏をうまく掻き消すマスキングの役目も果たし、人の交感神経への刺激も減るのだそう。
そうそう、小川のせせらぎ音や滝の音なんかも同等だと。行く場所も、できることも限られてしまいがちな雨の日だが、そのぶん集中した最良の時間が手に入る。
雨だからうっとうしい。洗濯が乾かない!とか色々ネガティブになりやすいものだけど、ちょっと視点を変えて、雨の日を最高のリラックス日・癒しのインプット日にすることで、いつもの喧騒から一時的にでも解放してくれるのが雨の効用だ。
雨について、何だか改めて書いてみると、とってもありがたいものに思えてきた。雨の日は、雰囲気も変わり、自分を変えるまたとないチャンス!自分自身のために有効活用したい。
これからもまる1日休めるんだったら、やっぱり雨音を聴きながら思いっきり昼寝かな~。(笑)
「慈雨成るか 天に聴けども 応えなし」 清流
雨の降り方にも様々で、敵にも味方にもなり得る。問題は降った結果をどうみるか、できたら恵みの雨にしたいものだ。
慈雨か極雨か。恵だと思って書いた。