今さらだが、手書きの威力は凄い。ネット回線が止まっても手書きだったら必要なメモをすぐに取り出せる。
私は、この数年、紙の手帳をあまり書かなくなっています。一応のアナログ記録として、毎日の営業先、交通手段(車なら走行距離を記入)だけは紙の手帳に書いていますが、プライベートな事柄は、すべて記憶に頼っている状況。
普段は、社内WEBのスケジュールに書き込みをして、その結果をノートに記入するといった感じ。プライベートな予定はGoogleカレンダーに記入して、当日、スマートスピーカーのアレクサが教えてくれるように設定しています。卓上秘書がいるおかげで、今では予定の忘却はまずない状態です。
買い物メモ、月々の支払などは、また別のちっちゃなノートに書いていて月末に家計簿整理。ここまでで、手書きのノートが2冊。毎日の仕事の結果を記入(これは、後で起こす日報、請求作成のため)と、お金の関係です。
これでわかるのは、人に見られたくない記録は手書き、仕事など他人と共有する事柄はWEBと、見事にわかれています。また、前もって書く、ToDoリストはやはり手書きで、無印良品の「4コマノート」というブランド企画ノートに書き出しています。これで、紙のノートは3冊に!
はあ~煩雑。手書きのノートでは、タスクが終わったらせんを引っ張って消したりして、達成感を味わってきたのだけれど、最近ではそれもめんどくさい作業だと思うようになった。
ここで、救世主、バレットジャーナルの登場です!一冊のノートを用意します。
① 毎日の行動スケジュールをすべて、「箇条書き」で記入。
② 一日の終わりには見直して、できたタスクや終わった予定は棒線を引いて消す。
③ 残ったタスクは別の日に繰り越す。
基本はこれだけよ。大事な点は、正確に判断すること。ちゃんと終わったのか?問題の積み残しがないか?毎晩、見直しタイムには、できなかったタスクに「Why?」と、質問を投げかけましょう。そして現実から目を逸らさないために毎日「記入・転記」を続けるのです。
くり返しますが、文面は箇条書きにすること。これが身についたら、毎日、タスクを書き出すのも面倒ではなくなるし、何しろ、タスクの忘れがなくなって、達成感がきちんと残るようになっていきますね。
できなかったタスクは、別の日に回して遂行します。それでも手付かずだった場合は、優先順位が低いのだから、やるか?止めるか?の検討をされると良いでしょう。
いづれも、箇条書きには漏れなく、端的にわかりやすく書くことが大事です。ここで、書き方のお手本を。
【バレットジャーナルの基本の書き方】
例 4月27日
● 書類記入(タスク)
● 椅子のペンキ塗り(タスク)
● ホットプレートを買う(タスク)
● 手作りお菓子(タスク)
● 土曜参観 ※(重要・イベント)
● 参観持ち物 上履き(メモ)
IDカード(メモ)
● ドラマ「星座ギャグ」録画予約(アイデア・メモ)
写真(バレットジャーナルのコピー)
()は内容がわかりやすいように書いてみた。
本来の箇条書きには入れない。少しでも楽に書きたいでしょ(笑)
若いお母さんならではの箇条書きのお手本です。ノート一枚を大胆に使って書こう。実行したら「●」を「✖」で消し、できなかったものは「→」で未来へ回せばいい。夜の見直しタイムで未来のスケジュールも作れる画期的なノートです。
なお、この書き方の名称は、「ラピッドロギング」という。
ラピッド(Rapid)迅速に
ロギング(Logging)記録する