【ブログ更新107回】
毎年、なぜだか、決まって書店頭に平積みされる「3000円投資生活」横山光昭・著(アスコム)だ。1996年7月が第1刷り、その後、毎年重版を重ね続ける大ベストセラーとなっている。
まさしく、この小さな新書版の本は、手元の3000円で毎月インデックス投資を続ける→10年後、20年後には大きく育つことを目論むという、小さなおこづかいを大きく育てる夢のような投資本なのだ。
投資経験がゼロでも、貯金が無くても、誰でも簡単に貯められて、しっかりと増えていく方法だという。
で、今年もお決まりの書店浮上が7月。今回は書籍カバーもゴージャスに一新され、さらにパワー溢れる本となった。しかも、ビジネス雑誌「THE21」で、ポストコロナで、給料が増えなくてもお金が増える方法のトップにこの3000円投資生活が特集で揚げられていた。
さて、本の冒頭に著者の印象的な言葉がある。ちょっと引用してみよう。
あなたは人生で、やりたいことがありますか?
人生でやりたいことが分かると、自然と「必要なお金」がわかります。でも「お金がないせいで、人生が楽しめない」「やりたいことがやれない」「夢が叶わない」。
では、どうすればいいでしょうか。 答えは、無理のない範囲で投資を学び、少しずつお金を増やすことです。
本当にごもっとも。で、わたしも、この本「3000円投資生活」と雑誌「THE21」を元に今度こそ、インデックス投資に踏み出そう・・・と息ごんでいるところなのだ。
この3000円投資法はきわめてシンプル。まずネット証券会社を選び、本誌おススメのバランス型の投資信託を選んで、月々3000円の投資をスタート。
という工程だけ。ちょっと面倒なのが、ネット証券会社との手続きぐらいかな。実に簡単。
投資の良い所は、投機みたいに短期間で利益を得るのではなく、長期に渡り保有し、貯蓄との同時進行で安全にお金を増やせるところ、銀行より高い利回りで回せるのだ。
雑誌「THE21」ではインデックス投資のことを詳しく解説、横山氏のレクチャーによる福利効果の凄さに驚かされる。
● 月1万円の貯金と3000円の投資を続けた場合(図表)
たった月額13000円の積み立て&投資で30年後には534万8760円!
これは、始めない手はないのではないだろうか。わたしも3年ぐらい前から、様々な投資のセミナーに参加してきたが、今一つ始めてこれなかった経験がある。
ネット証券の口座も開設してみたものの、なぜだか馴染めず。やっぱり、お金に縁遠いのかしら・・・と地団駄踏んでばかりだった。
この本と雑誌から得られる知識はの大半は「低金利の時代に預貯金だけでは絶対にお金は増えない!大きなお金をさらに大きくするという快挙にでなくても、「小さなお金をコツコツ投資して大きく育てるコツ」が網羅されている、非常に優良な書籍なのだ。
今回の新型コロナウイルス感染の影響で、様々な業種が立ち行かなくなった。他人事ではないが、本来の己の仕事の対価、業種の持つ金銭体質などを見直す絶好のチャンスだったのではないだろうか。
やはり、大きな懸けをするには大金が必要だ。しかし、懸けはせずとも、生きていかなければならないのならば、こういった小さなお金に注目し、育てることに注力するのがもっとも賢い生き方なのではないだろうか。
※ 以前のブログより「お金持ち入門」→リンク先;http://miikostyle.blog.jp/preview/edit/8fc102e617c0988fe8924b03fbdab182
たった一冊の新書と一冊の雑誌が未来の資産を作る手助けをする。
これは買わない手はない。
「軍資金 コロナショックで 大銀河」 清流
こんな困難な時代だからこそ、星のかけらほどの小さな工夫でも
銀河のように大きな流れをつくれるのだ。ポストコロナのマネ―新常識を模索しよう。
めっちゃいい句。大銀河か。あやかりたい( ´艸`)