【ブログ更新150回】
こんにちは。Miikoです。
出版営業をしながら、紙の本は1日1冊、電子書籍も1本、その上に仕事で営業するための下読みもしていて、かなりの量を消化することに時間を使う毎日です。
このブログの主体は「エッセイもノウハウもすべて本に関連づけて記事を書く」ことで、軽く特化された内容にしています。
書評も書いていますが、毎日読んで毎日書評を書く・・・これは、内容が浅くなりがち。
それだと書いても納得がいかないだろうから、2度3度と繰り返し再読した本だけを書評としてブログに落とし込んでいます。
そんな中、ごくたま~に、コメントで「読書を習慣化したいのだけど、なかなかうまく行かない」とか、「読み始めるとだいたい眠くなる」などのご意見?を頂いています。
悩みというほどではないにせよ、読書の秋になると、こういった話が必ず書かれるようになりました。
読書はしたいし、いい習慣だけど続けられない・・・
こういう人が多いのでは?と気が付きました。そこで少しでも読書本来の愉しみや最後まで読み進める醍醐味が味わえるような簡単読書法をまとめてみました。
出版不況なんて言われ始めて、早や12年。わたしの勤続年数と同じな不況業界ですが、今年は、コロナからのステイホームでの影響が大きく、書店頭ではお客様もほぼ戻り、増益となっている客先も多いのです。
ということは、今、また本の世界がブレイクしつつあるということ!雑誌関連以外は本当に新しい情報でいっぱいです。
最近、大型書店を覗いていないなあ・・・って人はぜひ!足を運んでみて。ネットサーフィンじゃ得られない、充実した時間が過ごせますよ。ただ、コロナの不安があるので、時間は短めでね。
では、読書を習慣づける方法を説いていきましょう。
● 話が面白い人の読書法を聞くとためになる~「読書を始めるとすぐに眠くなってしまう人」のための読書法
早速ですが、周りに頭の回転が良くて話が面白い人はいたら、迷わず本を読んでいるか?どんな本?それ以上に大事なのは、どんな読み方をしているのかヒアリングしてみよう。
話の面白い人は、たいてい頭の中でストーリー性を持たせた話をしているハズ。
例えば、基本の文法→4W1H/ いつ・だれが・どこで・どうしたのか こういった内容を端的にまとめる編集能力が長けているから、自然とそういう人の話って引き込まれてしまいます。
しかし、ただ文法通りに話しているわけではないようですよ。
ある事業の成功者に聞いた話では、彼は本屋に週一回は出向き、パ~っと、店内を歩き、気になった本の目次だけを目で追うのだと。(この間15分程度)
で、必要なら迷わず購入する。ネットでもいくらでも動かず買えるのになぜか?
それは、タイトルから連想される内容を実物で凌駕できているかどうか確かめているのだそう。
要するに、誇大表現ではないか?紙の質感やデザインも非常に大事な要素だと言われていました。
これが、ネット通販ではわからない。
わたしの知識で補足すると、ネットで本を買う場合、ネット上には本の帯表示はありません。(広告枠で編集されたものになる)
しかし書店に行けば、有名作家の新刊帯を誰が書いているのか?ポップの内容など、レアな情報が無料で手にはいります。
本のタイトルをたくさん読むだけ、帯やポップの内容を読むだけなら0円で相当楽しめます。
そうした購買促進への起業努力も、読書を習慣化させるいい材料となるでしょう。
こうして、直接読むまでの道筋をつけておくことで、本と関わる充実した時間が過ごせます。
わたしも疲れている時は、本を開いたまま、居眠りしてます・笑 しかし、帯やポップの内容をわかっている分、その本の入口には立っているので積読にはなりませんね。
しかも、話の面白い人や成功者がやっていることだから絶対に効果あり!!
★本を読むと眠くなる人の読書を後押しする3つの簡単な方法(疲れていない時間に行動して情報を得ておこう!)
- 話の面白い人に本の読み方を聞く。
- 書店で気になる本の目次を読み、紙の質感を確かめる。
- 帯やポップはネット上ではほぼ読めない。書店頭で楽しもう。
● 「読書が習慣化できなくて」と、悩んでいる場合はこの5つの方法で!
● 読みやすい、好きなジャンルを選ぼう
● 同じテーマのものをいくつか読んでみよう
● カフェなど家以外で好きな読書する場所を持とう
● 本の需要な(主要)部分は最初の20%。後の80%は補足と知ろう。
● 本を常に携帯する。
まだまだ読書習慣に良い方法はあるでしょうが、今回はこの5つ。
いくつか抜き出して説明して行きますね。
まず、「同じテーマの本をいくつか読んでみよう」では、図書館でまとめて借りて、ばあ~~~っと読み比べてみて!
学校や仕事のテキストを見る感じでいいのです。
なぜなら、ノウハウ本やビジネス本にありがちなのが、同じ内容やノウハウ が出て来るってこと。
だから、同じテーマの本を複数買うのは経済的ではないんです。ただ、発想を変えて、同じ内容のものをスピードをつけてどんどん読み込むと読書筋が鍛えられて読書習慣がわりと簡単に速くつきます。
また、わたしは内容が被った場合、6割が違う内容だったら買うことにしています。
だいたいは、図書館で充分ではないか?と考えます。
もうひとつ、「本の重要な(主要)部分は最初の20%。後の80%は補足と知ろう」では、主に、ノウハウ本、ビジネス本などがこの傾向で書かれています。
ですから、本のたった2割にすべての「エッセンス」を入れていると知っていれば、そこを中心に読む事で、時間短縮になるし、説明は後回しでも充分元は取れるってものなんです。
ただし、小説やエッセイなどは、まったく違う構成で書かれていますから、8対2の法則はあてはまりません。あしからず。
読書そのものを習慣化したい!ということなら、できるかぎり無料で借りられる図書館を利用するのが望ましい。
また、図書館利用が難しい場合は中古本の購買。そして、普通に買う事を厭わない場合は書店やnet通販でどうぞ。
「身にしむや 目的読書と 新コロ禍」 清流
最近つくづく身にしみてしようのない事は、読書の血肉化と新コロへの先の見えない対応法。読書はモチベーションが明確なら進みますが、災難は変毒為薬しかなさそう。