【ブログ更新155回】
● プロローグ
コロナ感染対策で、久しく映画館にも行っていない。
それでなくともここ数年、映画を観る機会がめっきり減っている。
どうしても観たい映画がなかったこともあるが、2〜3時間映画館で座っている時間をとることが億劫だった。
ネット配信だと更に悪く、まず、落ち着いて座っていられない。細々とした雑用で、立ったり座ったりの繰り返しだ。
それでも今年はたった一本だが、最後まで目が離せず座ったまま動けなかった衝撃の作品を観た。その一本は「LIFE!」
● アウトライン
映画の概要をまとめた。
「LIFE」誌の写真管理部に務めるウォルターは、何ひとつ代わり映えのしない日々を繰り返している。
彼の唯一の趣味は、現実から逃避して突飛な空想に浸ること。ある日、最終号の表紙を飾るネガがないことに気づく。
彼は一大決心をしてカメラマンとネガを探す旅に出発する。そのありえないほどの波乱万丈な冒険の道のりが、彼の人生を一変させていくのだった。
※見どころは、N・Yから数日間の間にアイスランドまでたどりついたかと思えば、すぐにそこからヒマラヤに行くという強行だ。
新しい次元に行くための移動である。しんどいけど気持ちの上では近道だ。それを選んで突き進んで行く主人公にハラハラ、ドキドキさせられる。
次の仕事、どうしよう!という身辺の不安が見事に吹き飛ばされて爽快な気持ちにまでなる。
彼にとっての移動時間は自分の中に「創造性=クリエイティビティ」を生み出し、新しい思考を短期間で育むベースだと感じる。
そして、最後の「LIFE]誌を飾る表紙とは何か?・・・奇跡と感動のヒューマン・アドベンチャーとなっている。
(ベン・スティラー、シャリィー・マクレーン、ショー・ペンなどの最高なキャストとデビット・ボウイの主題曲なども注目点) ★
● モノローグ
さて、映画を観ることのメリットを箇条書きにしてみた。
① リフレッシュする→気分転換の要素が大きい。
② 健康になる→今は、コロナ対策で映画館へは、足が向かないだろうが、このまま映画館が廃れないようにと願うばかりだ。
やはり、わざわざ大スクリーンでみるシネマって素晴らしいよね。気分の高揚が身体に与える影響は莫大なもの。
③ 頭が良くなる→一冊の小説を読むのと同じ効果。
ストーリーを追いながら先行きを展望したり、登場人物になり切ったりと、疑似体験、追体験ができるから自然と頭の回転が良くなる。
④ 教養がつく→人・モノ・歴史など、それまで知らなかった英知がたった2時間弱で手に入る。
⑤ センスが磨ける→センスとは、生き方そのものだろう。映画の時代背景を観ることで、古くて新しい「温故知新」が学べる
以上5つの映画を観るメリットを挙げてみた。ぜひ、参考にどうぞ。
● エピローグ
映画ほど一瞬にして、空想の世界に連れて行ってくれる存在はない。
わたしの20代は毎週オールナイトを観に、友人と新宿まで車を飛ばして行った。
年間かなりの本数の映画を観ていた。良い映画には、作り手の深い考えと、ポジティブなエネルギーが流れていて、見終わったあとに爽快感ややる気がみなぎってくるところが素晴らしい。
だから、自分にとって価値ある1本に出会いたいと真剣に選んできた。
冒頭に紹介した「LIFE!」を見て得た感想。
--人生は本当はシンプルなもので、むすかしくしているのは私たち自身ではないか?--
こんなふうに感じた。世界をまたぎ、心の旅が容易になった現代、自分を振り返るプライムタイムを上手に持ちたいものだ。
● エンド
さて、
ひさしぶりに映画を観に行きたくなった。厳しい問題をバシバシと解決するような女性の作品がいい。自分自身、根拠のない自信にあふれるような‣笑。
で、10月16日(金)はTVでこれを観る!
「プラダを着た悪魔」https://kinro.ntv.co.jp/lineup/20201016(金曜ロードショウ/リンク先)
「山装う 心象景色も くれなゐに」 清流
いよいよ新コロを脱し、新年に向けスタートする準備の秋。我が心象風景も、withコロナのライフスタイルで装いも新たにしたい、そんな自己革新の時ですね。
今日は野暮用と仕事の詰めでヒーヒーだった。
でも、会いたい人に会えてよかったわん。