【ブログ新規追加155回】
10月1日「都民の日」・・・すっかり忘れていた。
仕事で、今までの担当を外れる日だった。まるで「半沢直樹」物語の中で頻繁に登場する「帝国航空の担当を外れてもらう!」とかと似てる(笑)
仕事の規模や内容が全く違うから比べようもないが、「担当を外れる」や「出向」などは、本当に働く意欲や、やりがいを大きく削がれるものだ。
10月1日。リクルートスーツの男女がぞろぞろと。
あれ?そうか!コロナで入社式がずっと延期されていた大企業の面々だった。同僚が「家の息子も今日◯◯企業の内定式なの」と言っていた。
皆、厳しい就職戦線を勝ち抜いてきたんだな、と。その大変さに共感する自分がいる。
● 今の仕事や人生に主体性や自信があるか
しばし、「初めて仕事に就いて、働いて、対価を得る」ということを改めて考えてみた。
作家の石田衣良氏の話で「・・・でも、人間って不思議ですよね。社会に出て、最初に就く仕事で、その後の人生が結構決まるじゃないですか」と。
家庭を持っている女性はさらに仕事と家事の両立、それは、ある意味壮絶なまでに自分を追い込んでしまう。
しかし、最優先せねばならない仕事でも、多くの女性が、責任ある仕事を任されるわけでもなく、サポート的なことばかり。
特に仕事にやりがいを感じないものの、転職をするのも簡単ではないし、ほかにやりたい仕事も見つからない。
こんなふうにもんもんと、している人も多いことだろう。では、毎日を充実した日々に変えるためにはどうしたらいいのか。
どんな仕事であっても「楽しみや充実感を感じている人」と、「やりがいを感じない人」のちがいってなんだと思う?
※ それは、仕事に対して『主体性』や『自信』があるかどうか。
また、仕事にやりがいを見出せない人の中には、「こんなの私らしくない」と思っている人が多い傾向がみられる。と、マイナビで読んだ。
そもそも『自分らしさ』とはなんなのか。
● 自分の人生を簡単にリセットしない→やりがいや自分らしさになるには目の前の仕事のプロになろう!
たとえば、今の仕事には「自分らしさがない」と言って転職を繰り返す人がいる。
一見、スキルアップのために主体的に転職をしているように見えまるが本音は、仕事の内容に満足していない、人間関係など嫌な毎日から目を背けたいという理由が根底にある。
言ってしまえば、今の自分をそのまま受け入れてもらえる、幸せにしてくれる環境を求めているだけ。
そういう人は、自分の人生を簡単にリセットしてしまう癖がつき、技術だけでなく精神的にも成長しにくくなる。
そもそも、どんな仕事であっても100%満足できるものはすくない。
華やかで誰もがあこがれる仕事をしている人も、その水面下では地味な作業を誰よりも繰り返している。
そして、失敗や苦労に直面したとき、逃げ出さずに乗り越えて達成感を得ているはず。
※ 大事なのは、「主体的」に困難と立ち向かい、地道な努力を積み重ねることで「自信」が身につき「自分らしさ」や「やりがい」にも繋がっていくものなのだ。
現在のコロナ不況において、たとえ、与えられた環境(職場や仕事)であっても、とても幸せだと思う。
「やりがいのある仕事」や「自分らしい仕事ではない」と嘆く前に、今、目の前にある仕事のプロになってはどうか?
やりがいがないと決めつけるのではなく、小さな目標を積み重ねる。
※ 目の前の仕事に力を注ぎ「誰でもできる仕事だけど、自分が一番できる」という「プロになる意識」を持つと自信がつき、主体的に楽しく取り組めるようになる。
また、得意分野を伸ばし、その仕事を成し遂げると、またさらに次の目標が見えてくるはずだ。
● まとめ
誰にでもその人にしかできないことがある。
自分にしかできないことを人に認めてもらおうとする前に、「この仕事は誰にも負けない」と自己承認していこう。
「花咲かず 一日一果 無花果よ」 清流
まるで無花で実をつけるように見える無花果、じつは実中の花嚢に多数花咲いています。同等に目に触れない努力・屈辱があってこその果実で、因果が成り立つのだ。
無花果。いい表現。