【ブログ新規追加167回】
新型コロナウイルス感染症の世界的大流行とともに、一気に現実のものとなった「テレワーク」
以前のブログで、おもに仕事上の第一印象の話を書いた。しかし、今年は人に会わない、会えない中でのオンライン会議や面談。果てはオンライン飲み会など。
特に初対面の相手にとって、お互いの第一印象って相当重要なものだろう。対面では、声、身振り、手振り、匂いなど、相手に対する判断を五感すべてを総動員して判断するはずだ。
しかし、新常態(ニューノーマル)下での新たな働き方やプライベートでの活動など、対面ではないオンラインという仕組みを受け入れ、一歩先へ進むために知っておくべき知識が新たに加わった2020年だ。
● WEBカメラに恰好よく映るには~カメラ映りが悪くなる理由
オンラインミーティングでの参加者画面を見るたびに思うのだが、「なんとなく、自分の映りが悪い・・・」と、感じる。
こんな時はどうしたらいいのか?と言えば、自宅=仕事場となった今では、ミーティング時の環境を変える、または、WEBカメラの設定を変更するのが望ましいのだそうだ(日経パソコン記事より)
ではなぜ、カメラ映りが良くないのだろうか。それは、WEBカメラは撮影対象が暗いと、撮影感度を上げるために電気信号を増幅する。
撮影感度を上げることで、暗い場所でも撮影対象が映りやすくなるが、電気信号が増幅すると、その分ノイズも多く発生しざらついた画面映像になる。
顔に光が当たらず、影の部分が増えると、より顔色が悪くなる。
これが映りを悪くしていた原因だ。
で、解決策は、WEBカメラを使う時は、自分に向かって光が多く当たる場所選びが重要になる。
部屋の中では、室内灯や窓からの自然光といった光源があるから、それに向かって行けばよい。WEBカメラの撮影感度を下げることで、きれいな画像が写せるのだ。
夜の場合はどうなんだろう。その場合は、WEBカメラのそばにLEDライトを設置し、自分の正面に向かって光が多く当たるようにすればよい。
カメラアプリなどを使って、設定を操作することで思う自分になれるかもしれない(笑)いずれにしても、素のままじゃダメってことを学んだ。
資料書籍「新しい働き方の必須スキル~テレワーク実践ガイド・完全版」日経パソコン・編集(日経BPマーケティング)
● オンライン初対面での場合、第一印象をどうやって上げるか
改めて「第一印象」の大事さとその影響度について考えてみた。
第一印象とは、物事や人に接したとき最初に受ける印象のことで、就活やビジネス、恋愛などのすべての人との間で非常に重要視されている部分である。
第一印象が好印象だとすべてが上手く行く可能性が増し、話の流れを掴みやすく、次の展開へ有利な方向に進められる。
要するに「トク」なのだ。
しかも、第一印象は、会った瞬間「3秒」で決まってしまうとも言われている。数秒にすべてがかかっているのだね。
下記の図表は「第一印象分布図」
わたしは営業職。人懐っこいタイプでストレートに「素」のままを出してしまうと仕事上では軽い印象にとられがちだ。
だから日頃はなるべく、相手に与える第一印象を慎重にして、とにかく丁寧に話かけ謙虚に対応するようにしている。
※ 丁寧語や基本のマナー語で話す。ため口や流行り言葉、気さくに話すも気安く話すことはまずない。
話題の論点を外さず、短時間でお伝えしたいことをわかり易くお話しているつもりだ。
ここで大事な点は2つある。オンラインでの初対面の場合、「言葉づかい」に気をつける。
わかりやすく、大きめの声で無駄な話をしない→これには原稿を用意しよう!
もう一つは、女性の場合は、きちんとお化粧をしよう。アイメークやチーク、マスクがない分、口紅も忘れずに!(わたしはよく忘れますが・泣笑)
● 自分の持っている自己イメージが相手には伝わらないのが普通
自分の第一印象を考えるとき、自己イメージとどのくらい乖離しているかが重要となる。
おそらく人が見る自分より、自分が感じでいる自分のほうがはるかに良く見えているはず(笑)
では自分の現実を把握し、できるだけ自己イメージに近づけて理想と現実のギャップを埋めるにはどうしたら良いのか
そのためにはあえて、「第二印象」からアプローチしていったら良いと考える。
第二印象とは、実際に少し話したあとに感じる相手の印象のこと。仕事でも恋愛でも、本当の勝負は2回目からだ。
[例題]
①あの人、見た目の印象は良いんだけど、話したら感じが悪い。
②あの人、見た目はパッとしないけれど、話して見ると感じが良い。
③あの人、見た目の印象も良いし、話しても感じが良い。
④あの人、見た目はパっとしないし、話しても感じが悪い。
前の文章が第一印象。後が第二印象となる。これって、よく職場やPTA、コミュニティにつきものな印象論。
まあ、自分がどう思われたか知る機会があったら、どこを改善すればいいかを考える例題なのだ。知っておいてソンはない。
要約すると、第一印象を磨いて第二印象で親しくなる。
見だしなみや言葉づかいに気を配り親しみやすさを重視していくことが最良のコミニュケーション法だ。
● ギャップこそが人の印象と好感度を上げるツール!
では、第一印象と第二印象を逆手に取った素敵な女性のエピソードを話そう。
「べらんめいが素敵な長身でロングヘアの彼女」
「不真面目」そうに見えて、実はすごく「真面目」だったなんて思い違いをすることがよくある。
人は ”意外性” や ”ギャプ” というプラスアルファの部分に多大な魅力を感じる傾向があるそうだ。
つっぱりのお兄さんが爽やかに挨拶をしてくれたりする、などはその典型だ。
私がピアノ教室をしていた昔、レッスン中に消火器の押し売りが来た。
2万円もするという消火器を持ち出し「都の条例で設置せねばならなくなった」と。
「ローンもできますよ・・・奥さん!」とか、言いくるめられて困っていた時、
生徒が玄関に飛んできて、「先生、こいつ、詐欺!押し売りですよ!」
「さっさっと帰んな!!」
「この押し売り野郎〜!!!」
と、マンション中に聞こえるような大声を放ち、あっという間に追い返してくれたのだ。(後日、事実証明を街交番の警官に伝えた)
もうびっくり。その生徒はOLさん。長身ロングヘアが美しい秘書の方だったので、その江戸っ子気質のべらんめえ言葉のギャップがすごく魅力的だった。
第一印象よりも第二印象は「素」が見えるので、この印象が良いと大変評価が上がるようだ。
やはり人間関係で重要なのは、第一印象から第二印象までの自分のキャラをしっかり把握し、仕事でもプライベートでも感じの良い個性を発揮してアピールすることではないだろうか。
しかし、とうのわたしは消火器詐欺にまんまと乗せられそうになっていたのだから、ほんと、間抜けだねえ・・・。
「暮れの秋 第二印象で グッドラック 」清流
ウイルス禍の今秋は、リモートでの顔合わせが増えている。オンラインでの打ち合わせに始まり、各種機会にマスクを取って顔を写すことが多い。勝負は話し方の印象次第だね。
マスクに馴れると、化粧をちゃんとしなくなった。
仕事がある日はまだキレイにするけど、
休みの日はヤバイ。
マスクの功罪は大きいよ。