【ブログ更新211回】
「枯れ木も山の賑わい」とは、日本古来のことわざ。
つまらないものでも、無いよりはましであるということ。
また、役に立たない者でも、いないよりはいたほうがましだということのたとえ。
それでも、春には芽吹き、満開の花を咲かせる植物たち。
一年のうちに、誕生→生育→満花→熟成→枯れる・・・と。このルーティンを淡々と繰り返す、植物の静寂な力強さに魅了され続けている。
今朝も、もう春を思わせる「白モクレン」の芽吹きを写真に納めた。すぐそばには「金柑」の実がたわわになっている。
「枯れ木も山の賑わい」は使い方を真重にせねばならない。
自分を謙遜して言う言葉なので、他人に対して使うのは失礼にあたるなど気をつけたい。
いつか、わたしもパーティーのお誘いを受けた時に、こんなことわざを使う場面があるのだろうか?
まったく、教養の引き出しが必要だよ(泣笑)
「抜け殻も 景色の一部 枯野宿」 清流
殺風景な風景さえ寂寥感という心の余情が残ります。この世界には何一つ不必要なものはないのかも知れない。誰一人取り残してはならないSDGsの精神が浮かびますね。