【新規追加273回】
2月18日は,故・ジョンレノンの愛妻であるオノ・ヨーコさんの誕生日。御年88歳。
世界平和へのメッセージを発表している、「世界に平和と相互理解を広めた‘」最も有名な無名アーティストなのだ。
2013年、有名なメルトダウン・フェスティヴァルがロンドンのサウス・バンクで行われたが、そのときオノ・ヨーコはキュレーターに選任されていた。
そうした最近の動きからすると、彼女は受けてしかるべき称讃をじきに受けることになるのかもしれないと、ある記事にはそう認められていた。(参考資料→https://www.udiscovermusic.jp/stories/happy-birthday-yoko-2)
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そんな壮大な運命とは裏腹に、普段の慎ましい暮らしが垣間見える、ジョンがヨーコに捧げた一曲「Woman」
ジョンは初めての子どもの育児に奮闘し携わった感想を唄ったのだ。
~女性 表現しにくい 私の無思慮さと複雑な感情を 結局のところ 私は貴方の借金を抱えているようなもの。
~女性 表現してみよう 私の内面の気持ちと感謝の気持ちを 成功の意味を教えてくれた ああ・・・
歌詞の和訳抜粋する。
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子育ての大変さは男性でも充分に認識はしているはずだが、実際に携わってあれもこれもと母の代理となり育てたという経験を持つ男性は少ないのではないだろうか。
先日、育児休業中の後輩の話を聞いた。
「毎日が、何にもできずに過ぎていくのよ」「ただただ、焦っちゃうだけの自分が歯がゆい」「夕方になると泣けてくる」と。
そこへ、コロナの影響から会社の仕事が一切停止となってほぼ一年を迎えるという夫を持つ同僚が話す。
彼女は言う「コロナになって、男性も女性の子育て中の無力感(社会に取り残されている)を感じるいい機会になったのでは?」と言った。
なるほど。
いくら、論説説いても体験に敵うものはなしだ。
人の身になって初めてわかる胸の痛み。
先のジョンレノンの「Woman」にあるように、「みんな感謝していると思うし、誰も取り残されてなんかいないよ」と、わたしは応えた。
コロナになって、優しくなった人60%、厳しくなった人40%の割合らしい。
皮肉にもコロナの「おかげ」で人は人としての大切な感情を取り戻したのではなかろうか。
自然の驚異。
最後に名曲「Woman」をどうぞ。
「改めて 多様下萌え 可能性」 清流
このところ改めて多様性の問題が提議される機会が増えている。オリンピックの準備もその一つ、少子高齢化の時代を迎え、人材としての可能性は大いに広げたいものですね。
そうか。可能性ね( ´艸`)