【ブログ新規追加333回】
文章を書くとき、自分の味となるテイストをどう出すか?なんてもんに迷う。
わたしは一貫して、「誰が(子どもでも)読んでもわかる、わかりやすい文章」を目指して書いてきた。
別に物書きで生計を立てているわけじゃないから、編集者からの「赤」が入るわけでもない。だったら、自由に書けばいいじゃん!ってなるよね。
しかし、どーでもいい日常の出来事を、どーでもいい話ことばで書き散らかすのには到底耐えられない。
たかがブログといえども、誰でも読めるように世界発信しているのだから、それ相応に書いておきたいし、それ相応の文章で書きたい。
で、考えるのは「自分の味」みたいなもの。世間では「テイスト」と呼ばれている部分だ。
ああ~、この人の書く文章はスカっ!としているな・・・とか、どこか憂いがあるな・・・とか。
そういった部分の話だ。
おしなべて言えば、幸せで何の不自由のない人の文章はつまらない。やっぱり逆境を乗り越えながら、くらいついて書いている文章には魅力がある。
要するに、汚い話だが「膿」を持つ方がいい。その「膿」が適材適所で放出されれば、それが「味わい」に変わるのだから。
不幸の種は味わい深いものなのだ。
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ここで、テイストの意味を少々取り上げる。
テイストとは・・テイスト(Taste)とは、ラテン語の「tangere」という単語が語源となっておりこれは「触れるため」「把握するため」を意味する。
現在英単語として「テイスト」と言った場合は「舌で触れてみるて見る」「ちょっと食べる」「試食」「味わってみる」「経験を味わう」「経験する」「味わい」「~風」などの意味合いで使われている。資料先→https://dic.nicovideo.jp/a/(ニコニコ大百科)
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この、「テイスト」って言葉は意外なほどやっかいなの。どうやって自分の味を出す?
テイストの持つ力は、エッセイやコラムで発揮されるものだろう。わたしの得意とするビジネス的な文章表現に、このテイストを盛り込むには最後の文末が適当だろうと、最後を工夫してきた。
それは、すべて書き切った上で、一気にドレスダウンしちゃう(崩す)のが好きな書き方(笑)
ブログを書き始めた2015年頃は、書く楽しさが勝っていて、ドレスダウンさせるのも何ら困難なものはなかった。
こわいものなし(笑)
最近、この「こわいものなし」の感覚が戻ってきたように感じている。悩みから目覚めたかも。回復期が終わったとも言えそう。
客観的に見て わたしの文章の持ち味は、文字を使って心情をさらけ出せる部分だ。どこかの誰かに忖度せず、バシッと書いていく部分。
そう、のどごしじゃなく、キレのいい●●●スーパードライみたいな文章だ(笑)
そこまで、練り込まれていないことがらには、そう簡単には手を出さないし、出せない。
だって、心が変われば、世界が変わるでしょ。だから、忖度グセのある場合はテイストが定まらないだろうね(笑)
クルクル変わる自分の心に翻弄されて、自分を見失っちゃうのは避けたい。
景色を変えたければ、テイストについて一歩深く踏み込んでみよう
わたしは、もうしばらく、このテイストについて考える。
ずっと、書き続けるために大切なスタイルの問題だから。
「文体に 味付け一つ 葱坊主」 清流
ちょっとだけひねくれ者のことを擬人化して葱を坊主と呼ぶことがあります。実際は白い花が球状に咲いた姿が坊主に似ているからなのですが、個性的な原風景に魅力を感じますね。
ネギ坊主とは意外だね( ´艸`)