【ブログ新規追加368回】
大人になって自分の人生を生きられるようになった。
しかし「好き勝手に生きている」人ってあまりいない。
わたしもいつか「好き勝手に生きる」レベルをあげてみたいと密かに熱望中。
でも、考えて。
いったいいつになったら、わたしは「好き勝手」を発動させるんだろう。
身体が衰えて、もしかしたらボケて、そうなった時に人生初めての「好き勝手」が手に入った・・・は、まったく笑えないしかなり怖い(泣)
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わたしは、一日だいたい日中5時間ほど出版社の営業に出ている。コロナ禍で度重なる緊急事態宣言下、客先の一時的な訪問不可により活動時間も2時間ほど短縮中だ。
しかし仕事そのものは、朝、社内WEBに勤怠の事前登録と行先を記入したら、もう仕事マインドバリバリ(笑)
要するに、誰かから命令されるわけでもなく、概ね方向づけは会議で共有されているので、多くの内勤の方に比べれば相当自由度は高い。この環境は「好き勝手」じゃないか?とよく思う。
しかし仕事=ビジネスだ。
取れ高がない営業では仕事じゃない。
一つの商談に向けて、せっせと前の晩は準備に余念がない。
ストーリーを簡単に描いて、自社の書籍をどのように紹介、訴求するか?など独自の語り口を考えておくのが準備の最大のキモなのだ。
ああ~、やっぱり「好き勝手」に生きているって感覚からは程遠い。
準備一つにしても、自分で自分への縛りをかなりキツクしてるのも事実だから。
その他、主婦であるから家事全般もやる。買い物のルーティンは欠かせない。
縛りという点ではこのブログを毎日書いて発信する・・・これもかなりキツメの縛りだろう。
夫のために行っている、糖・油・塩制限食なども同様にキツイものだ。
自分で自分を縛る日常を誰もが平然とこなしているのが今の現代人なの。
気づいてる?
みんなすごいね。
いったい、どうやったら、「好き勝手」に生きられるのだろう。
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こんなやり方はどうだろう?ちょっと考えてみた。
~やりたいことを最優先して、やりたくないことは極力やらない~
「やるべき」「やらねば」に囚われず、「やりたい!」「ワクワク」にフォーカスする。
このやり方で大事なのが、「心の納得」じゃないだろうか。
自分の心のタガを外しても大丈夫?
人って承認欲求の塊でしょう?
回りの誰かに「どう思われているか?」が(信じられないけど)一番大事だと思う人はすごく多い。
それを壊してまで、日ごろのルーティンタスクを変えるなんて・・・って、思う場合は、まだ「好き勝手したい!」の度合いが低い。
しかし一つだけ「納得」のいく方法がある。
それは、すべてのものごとの「さきどり」だ。
すべての身辺情報をいつでも意識的に集めて、すべての場面で、「さきどって」行く行動学だ。
「はい!もうやっています」と、いつでも言える現場感覚があれば、どんな場面でも気後れせず対応できる。
人は人から言われてやるのは嫌いなもの。
自分で気づいてやりたいのが本音でしょう。
元々貧乏性のわたしはダラダラ時間を過ごすのは一年中ほぼない。
そこに「さきどり」思考を徹底して取り入れたら、自由な時間が生まれたんだ。
これこそが誰にも邪魔されない「好き勝手」な時間。
その「好き勝手」な時間に、トレッキングで身体づくりしたり、季節の風景を写真に収めたりできている。
人からの依頼も、仕事の処理も、作業だったらすぐやる。
後回しはしない。
それほど意識してやっていてもたまに忘れる、ヌケることがらもあるんだけど(泣笑)
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もうひとつ、作業がイヤだけどやめられない場合の心理的対処法を書いてみよう。
作業はまず面倒くさいものだ。
書類の手続きやPCやスマホなどのIT設定など、上げればキリがない。
こういった面倒くさいものほど、 やった後の「達成感」やその設定を使う時の「ワクワク感」をストーリーとして考えておこう。
順を追って行動に落とすのには、ストーリーを考えるのが一番だ。
頭の中が整理されて何しろ効率的に動ける。こうなるとあれほど イヤだった作業が楽しい!なんて変化も期待できる。
小さな作業でも「よくやった!」と、自分を褒めて、スイーツとかのご褒美を与えてあげよう。
わたしなんて、こんな小さな達成感を積み上げて「なんて好き勝手してるんだろう」と悦に入っているのだ。
ご褒美はスイーツじゃなくて、一杯の冷えたビールで(笑)
「何かしら 無中になれる 安居かな」 清流
自由な人生とは何か。決して好き勝手だけじゃない責任ある生き方とは、何か無中になれ人に貢献できるものを持つことではないか。そう思う入梅を迎えている。