【ブログ新規追加381回】
神奈川県相模原市の花は紫陽花。(昭和49年制定)その紫陽花をこれでもか!と堪能できる県で唯一の場所、
資料先→ https://www.youtube.com/watch?v=EmX2GuEDI9s (神奈川新聞より)
紫陽花の女王、真っ白なアナベルの開花状況を見に行ってきた。今日も、真夏日で本当にうだる暑さ。
さすがの紫陽花もきれいはきれいなんだけど、雨と共に濡れて輝く紫陽花が見たかった。う~ん、残念!
それでも気を取り直して、かなり人出が多かったあじさいの丘でしばし撮影に没頭した。
約200種類、10000万株の紫陽花の競演だ。お目当てのアナベルもだいぶ白が混じってきて、幻想的な雰囲気。雨の中煙る白い絨毯のようなアナベルは、また来年におあずけしよう。
● 紫陽花の女王アナベルのちょっといい話
梅雨時期のしっとりとした雨露にさらされた紫陽花の青や紅紫の慎ましく靜かな風情は、まさに「これぞ、ザ・日本!」と、言えるほど日本人の好みにマッチした花だろう。
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特に、ガクアジサイがわたしは大好きだった。
幼い頃、覚えた折り紙で紫陽花の花を折り目正しくきれいに何十個も折り、青や紫の紫陽花の花をどんどん完成させて、父や母しまいには小学校の先生に見せると、それはそれはいっぱい褒めてもらったものだ。
「丁寧だね」
「角をきっちりと折れてるね」
丁寧さを褒められるのが一番好きだった。
褒めてもらえるのが嬉しくて、花を折るのがどんどん上手になった。
「手先が器用だね」と言われてるのも嬉しかった。
実は、折り紙は今でも得意なの。
たまに、昔を懐かしんで折り紙に没頭するのは一年に一回ぐらいかしら。
ボケ防止じゃなくてよ(笑)
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子どもの頃大好きだったガクアジサイ。大人になった今では、そういった、日本的な美しさとは一線を画した真っ白い紫陽花、生まれは北アメリカ原産のアナベルが大好きになった。
大好きになった理由は、白い花が好きだったある女性の影響から。その人は「私が亡くなったら、白い花でおくってほしい」と、周りに告げていた。
その通りのお見送りとなった。
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アナベルは、アメリカ原産野生種のワイルドホワイトハイドランジアを園芸種として品種改良したものだそうだ。
純白の花は可愛らしく、6月の花嫁のブーケにも使われるようになったことから一大ブームに。
写真↓は福岡アナベルハウス(ウエディング風景写真を拝借)
ガクアジサイなどの一般的なあじさいの花は、土壌が酸性かアルカリ性かで花の色が決まるものらしい。
しかし、このアナベルは土壌を選ばず、どこででも純白の花を咲かせることから、永遠の清らかさを醸し出す6月の花嫁が携えるブーケに使われるようになった。
花言葉も「ひたむきな愛」とされている。
素敵よね。
● アナベルの見頃はいつ?
アナベルの見頃は、他の紫陽花よりも少し遅めだ。初めは緑一色の幻想的な雰囲気だが、徐々に白く変化するから、期間中、何度もあじさいの丘を訪れる人が多いんだそう。
例年では、6月後半から7月前半に見頃を迎える。
他の品種も同時に楽しみたい!という場合は、6月中旬が狙い目だ。
2021年6月8日は、アナベルはまあまあ、見頃じゃないかな?他の紫陽花もかなり咲きに咲いてた様子。
今年は、暖冬だったために例年より、若干花の動向が早い。タイミングを逃さないようにしよう!
最後に。
以前のブログを再登場させる。詳しい施設案内を書いた。
「変わりゆく 世の中のごと 七変化」 清流
あぢさゐの別名を七変化という、土壌で変わる色があぢ(集ま)り、さゐ(藍)を基調に花開く。雨が似合う花で濡れて風情を漂わす。瞬間、鬱な気持ちを忘れさせてくれるのだ。
大和なでしこ七変化(^^♪